アラ卒寿のメモ帳

国民に役立つ、行政を改革するマイナンバー制度を考える。
今年は令和6年 平成36年 昭和99年 明治157年  

サ高住はワンルームの賃貸マンションである(4)

2017-05-19 00:39:53 | 高齢者住宅
最近の新築のサ高住の広告は、高級な有料老人ホームと見間違うほどのキーワードが並んでいる。

今年3月から入居を開始した、NTT都市開発の「ウェリスオリーブ鵠沼松が岡」は、
・看護師常勤のサービス付き高齢者向け住宅
・お元気な方から、要介護5まで方の受け入れ
・温暖な気候に恵まれた退院後の療養型住居として
・提携医療期間との連携による24時間緊急対応

募集要項は、
・賃料(月額):10万1千円~21万6千円
・住居専有面積:18.90㎡から47.74㎡
・間取り:1R、1K,1DK,2DK
・基本サービス費:38,880円
・食費:朝食345円、昼食702円、夕食702円

基本サービス費の内容として、コンシェルジュ、見守り、生活支援、健康相談

総戸数63戸、鉄筋コンクリート造り地上3階建て
鵠沼松が岡という立地条件のため、やや高いが、年金プラス貯えで、高齢独身者が払えない額ではないので、税金の補助金を使って、次々とサ高住は建っていく。

介護保険料財政のなかから、これら施設でのサービスに毎月の保険金が使われる。
これらがどんどん建つごとに、本来の家庭・家族むけの介護サービスは後退せざるを得なくなっている。
一昨年8月殆どの人の本人負担額が1割から2割と倍額に変更された。また昨年から、要支援1と要支援2が、国からの介護サービスはカットされ、自治体の介護予防サービスに移行したが、そのあらわれであり、これからもサービスの低下は避けられない。
国民は保険料は天引きなどでひかれるが、給付内容は十分に知らされないで変わっていく。


コメントを投稿