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初めてレッドベルベットケーキを作った。アメリカンなケーキだ。
多田由美『レッドベルベット』というマンガの題名にもなっている。ずっと気になっていた。
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この本 平野顕子『ニューヨークスタイルのお酒に合うスイーツ、セミスイーツ、セイボリー』にレシピがあったので、トライしてみた。
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アメリカンなだけあって、ちょっと戸惑う分量バランス。生地も焼いてから切り分けるのではなく、二つの型に分けて流し込む。赤いのはココアのほかに着色料も使うからだが、元々はアルカリ処理されていない明るい色のココアを使ったからのようだ(アルカリ処理について、先だって読んだ 武田尚子『チョコレートの世界史』 に少し記述があった)。
赤い生地とのコントラストがまぶしい白いクリームはクリームチーズがメインで、そういえばバターの替わりにサラダ油を使うキャロットケーキにこういうクリームを塗る例がある。いかにもアメリカン。
バターや卵やアーモンド粉等でどっしりおいしいコンチネンタルなお菓子とはまた違う美味しさだ。面白いです。今度は着色料ぬきで作ってみようかな?
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