
ブルーノート東京にはけっこう行っているけど、こんなに「ジャズ」っぽいのを聴きに行くのは初めて。
一応 学生時分にはビッグバンドでジャズやってたんで素地はちょっとはあるんですけど、今やジャズは基礎で教育機関で習うもののようで、ちゃんとジャズもお勉強したよってチラ見え程度の若い人のコンテンポラリーの方がわたしには面白くって。
じゃあなんで聴きに行ったんですかね? spotify でステイシーの歌を聴いたら いいな、って思ったからなんですよ。ゆっくりな英語の歌詞は聞き取りやすいし。たまにはこういうのをブルーノート東京で聴くのもいいんじゃないか?って。
★ ブルーノート東京 ステイシー・ケント ライブリポート
↓左:ソフトドリンクのブルーベリーカルダモン。ブルーベリーを食べるのが難しい。
↓右:Bullet Train。ステイシーの歌の名前がついている。フランスの修道院の薬酒シャルトリューズが入っている。ベースは梨と白ワインだそうだが、アクセントにキウイが入っていたと思う。種が沈んでいるでしょ。シャルトリューズが黄色の方か緑の方か書いてなかったけど、もしかしてキウイで緑を強調したかもしれない。ミントっぽかったら緑だけどどうだったかなあ? ええ、ハーバルなシャルトリューズヴェール(緑)、好きです。
環境に配慮してかストローが紙になりコースターがなくなった。

わたしが今まで見に来ていたブルーノート東京のライブとちょっと客層が違っていたなあ。少しドレスアップした年嵩のカップルとかマダムのパーティーとか。

ステイシーのバックを支えるベース、ドラムス、ピアノのトリオは出力30%程度の抑えた大人の演奏。その気になれば出来まっせ!歌姫のご要望があればね、という体。
そしてテナーサックスがステイシーの夫でバンドのアレンジャーでプロデューサー。準主役だった。楽器の持ち替え多し。ソプラノサックス、フルート、アルトフルートにパーカッションあれこれ↓。アルトフルートって長い。
経験豊かなプロの安心して聴いていられるステージだった。英語のオリジナルナンバーにスタンダードナンバー、ボサノバにシャンソンとステイシーの歌のよさを最大限に活かす演奏だった。次にどの曲を歌うか客の反応を見ながらステイシーが決めていっているように見えた。そのせいかスローなナンバーが多くて心地よくて実は少し眠くなってしまったよ。

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