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エチュード

2012-07-03 22:30:46 | お稽古
今日のお稽古はエチュード2本立て!
そう発表した時の研究員達の嫌そうな顔!(笑
なんでそんなに嫌なのよ、楽しんでやりましょうよ。ロビン!です。

1本目は心で空気を読もう!
ルール
2人ですれ違って目を合わせる。なるべく見つめあう。
言葉を発せずに気持ちのやり取りをする。
笑ってはいけない。

2本目は体で空気を読もう!
ルール
2人1組になってリーダーを決める。
向かい合ってリーダーの動きに合わせて鏡のように動く。
但し、前後の動きに関しては押されたら引く、引かれたら押す。

慣れてきたら、リーダーを決めずに先に動いた人の動きに合わせて動く。


なかなか楽しかったです。
ですけども、
なんか、1本目のやつ、全体的にコントみたいな出来
それでもいいんだけど、
いいんだけど

パントマイムで何をやってるかを伝えるんじゃなくて表情とかちょっとした動きから相手が自分にとってどういう人なのか、とか、何を考えているのか、とかを読んで欲しいなと思ってたんですけども、パントマイムになっちゃうとジェスチャーゲームになっちゃうから。中々思惑通りには行かないですね。
笑ったらアウトなので、何も考えずにただ無表情とか、もうそうなると単なるにらめっこになっちゃって。
そうじゃないんだけど、そうじゃないんだけど、そうじゃないんだけど。
でも、そういうのもありなのか、とか。
見ている人たちも妄想して、2人にどんなストーリーがあるのかとか考えるんですけど
別に答え合わせではないので何でもありな訳です。自由妄想。
考えながら、見る。想像する。
想像力って大事ですよね?お芝居やる上で想像することって凄く大事じゃないですか。
どんな気持ちなんだろう?とか、
そこに何があるんだろう?とか、
暑いのか寒いのかとか、
どんな人なのかとか、
とか。

あれですね、元々言葉を発してはいけないルールなんで、基本無音の状態なんですけども、
動いてる時は舞台の上に立っていられるのに、
動きも止まると、もうそこにいられなくなってしまったりして。

なんとかしようと頑張る人の方が、その傾向が強いですね。
片方が完全に受け身になってしまうのでは、発展しないし難しいですね。
自分の脳内設定をゴリ押ししてしまうと、2人ともが2人の設定を考えて歩き出した場合に、
押し負けた方の最初の設定が破綻してしまうし。



2本目の方は、トリッキーな動きをすると、真似する方が即座に動けなくて
なんだか、すっごいおっそいテンポでやってる組とか、
もはや鏡にすらなってない組もいて。
呼吸を合わせて、相手のタイミングに合わせるっていう稽古になると良いなと思ったんですけども、
いやー難しいですね。

来週は手の平を合わせて(くっつけずに)押したり引いたり動いたりする稽古も追加してみたいと思います。



・・・私の説明が悪いのかな


他人に合わせること、場の空気に合わせること、自分をその雰囲気に馴染ませること。
そういうのが、出来たり出来なかったりでなくて、
やったり、やらなかったりっていう風にコントロール出来ると素晴らしいなあと思うんですけども。


何か、良いエチュードがあったら、教えてください。






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