スタッフワークショップの資料を公開します

研究員Mでございます。

　さて、何ほどのタシになるかわかりませんけど、先日劇団内でやったスタッフワークショップの資料を公開してみようと思います。

　この資料は、スタッフワークを専門にやらない人向けに、スタッフとのコミュニケーションをどう取るか、自らの演出プランを具現化するために知っておいたほうがいいことを説明するために作られたものです。
　具体的には、キサラギ福井街なか劇場2014に演出として参加する人向けに作られています。いわば促成栽培です。しかし、それ以外の人にも幾ばくかの示唆はあると思います。

　これら2編で正味4時間位使いましたが、読むだけなら1時間かからないと思います。
資料には「外部公開版」と銘打っていますが、いくつかの他者著作物をマスクしてある以外、原則として同一のものです。

2013年11月ワークショップ資料　コミュニケーション編

2013年11月ワークショップ資料　音響照明編

　いずれもGoogle Driveの機能を使っています。多分スマートフォンからはアクセス出来ないと思いますので、PCで見て下さい。感想をお寄せいただければ幸いです。なお、ライセンスは他者の著作物である部分を除きCC表示-継承-非営利が設定してあります。学生演劇部など、必要な方はご連絡いただければ編集可能なバージョンをお渡しします。

それでは皆様、良いお年を。

スタッフワークショップ終わりました・その他もろもろ

いやーすっかり寒くなりましたね。研究員Mでございます。
ブログ当番のひとは次の公演の準備で忙しいみたいですので、代わりに出てまいりました。

さて、去る11月23,24日の劇団福井自由舞台さんの追悼公演にお越しくださいました方、ありがとうございました。うちの坂井がどこに出てたかわかりますか?　ネコミミですよネコミミ。うーむ。うちでもやらせようかしら。

この前の記事でご紹介したスタッフワークショップ、2週にわたって正味5時間位やったわけですけど、企画した側からするとイマイチ手応えがなく終わってしまいまして、ホントに役にたってるんやろか、やった側は手応えがなくて、聞いた側には役に立たなくて、要するに丸損じゃないかなと思ったりもしております。
けれども、一朝一夕で伸びるものではない演技と違って、スタッフワーク、とりわけ「知識」は身につけたその場からカンパニーの武器になるわけですから、一つでも「武器」を持ってもらいたいな、と思ってやったわけです。

役者やってる人も「上手くなりたい」と思って毎日腹筋やら何やら基礎訓練をやってるわけですけれども、スタッフにだって訓練というものはいろいろあります。

例えば音響さんには

「文化庁委託事業　平成25年度 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業　舞台音響家のための公開講座《演劇コース》」

なんていうすごいタイトルの研修だとか、舞台監督には

「あうるすぽっと舞台技術講座　『舞台監督の仕事』～演出を彩どる「特効」に挑戦！～ 」

だとか、探してみるといろいろあるものです。(もちろん照明にも、道具さんにもいろいろ研修はあります、いずれも福井でやらないのがアレですけど)

色々勉強して、カンパニーに、ひいては公演を観に来て下さるお客様に還元したいものですね、という気持ちで皆頑張っております。はい。たぶん。


あ、その他もろもろの部分忘れてました。
先日の稽古では、来年の公演予定について相談しておりましてですね、皆様にお知らせできるまでまだしばらくかかりますけれども、来年も本公演やりますのでぜひお運びくださいますようお願い致します。

というわけで、本日はこのへんで。