信濃國一之宮 諏訪大社 上社本宮
我国最古の神社の一つであり、信濃國の国造りをなされたのち、日本国土の守護神としてこの地にお鎮りになり、信濃國一之宮として皇室武門および一般の信仰が厚く、全国一万有余の諏訪神社の総本社です。
幣拝殿と片拝殿のみで本殿を持たない、諏訪造りという独持の様式。
徳川家康が造営寄進したと言う四脚門など貴重な建造物が数多く残っているそうです。
六棟は国の重要文化財に指定。
JR中央線上諏訪駅から6キロ、守屋山の山麓で中部地方唯一と言われる原生林の中に鎮座。
諏訪大社は社殿の四隅におんばしらと呼ぶ大木が建ち幣拝殿や左右片拝殿が横に並び、本殿を欠く等社殿の配置にも独特の形を備えているそうで、本宮は諏訪造りの代表的なものであり、建造物も四社の中で一番多く残っているそうです。
神体山を拝するという大きな特徴を持ち、祭祀研究の上からも注目されているのだとか。
境内のほぼ真中に東宝殿、西宝殿と言う二棟の茅葺の建物があり、本宮で最も大切な御社殿。
寅年と申年毎に交互に建替がなされ遷座祭が行われ、軒からはどんなに干天の日でも最低三粒は水滴が落ちるといわれ、七不思議の一つに挙げられ、諏訪大神が水の守護神として広く崇敬される根元なのだそうです。
本宮の昔の建物は極彩色が施されていたそうですが、天正十年(1582)に織田信長の兵火のため、山中に逃れた神輿の他はすべて焼失。
仮殿が作られ順次再建され社殿は元和三年(1617)に完成。
その後約二百年を経て諏訪藩主に依り社殿の改が計画され、立川流の代表的建築物。
本宮最古の建物は四脚門で、慶長十三年(1608)に徳川家康が家臣大久保石見守長安に命じ、国家の安泰を祈願して造営寄進したもの(別名を勅使門)。
神楽殿は文政の建立で色々な神楽が連日行なわれていたようです。
中にある大太鼓は江戸時代のもので、今では大晦日のみ打つそうです。
御柱祭(おんばしら)は7年目毎、寅と申の年に行われ、正式名称は「式年造営御柱大祭」。
宝殿の造り替え、また社殿の四隅に「御柱」と呼ばれる樹齢200年程の樅の巨木を曳建てる諏訪大社では最大の神事。
天下の大祭としても全国に知らている御柱祭は、古く、804年桓武天皇の御代から、信濃国一国をあげて奉仕がなされ盛大に行われる様になり、現在でも諏訪地方の氏子20万人以上と訪れる観光客がこぞって参加し、熱中するお祭。
諏訪大社上社本宮
営業時間:9:00~16:00
長野県諏訪市中洲宮山1
交通アクセス
諏訪ICから車で5分
JR中央本線上諏訪駅からバスで30分
行ってよかったと思います。
長野県は広いですよね。
毎年軽井沢には行けてもほかのところはなかなか行けません。
諏訪湖は我が家からは意外と近いことに最近気づきました。
やはり大社な構えで、ケッコウでした。
下社にも寄って参りました。