風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

文学座アトリエ講演 アラビアンナイト

2024年05月18日 | 徒然に日々のことを
          
       

文学座アトリエは、大劇場と違って手を延ばせば届くところに俳優たちが。
生の声が体を包み、ささやきごえがはっきりと聞こえる。

いいなぁ。
娘が高校生の時、何度か足を運んだことがあるの小劇場の様子を思い浮かべ
まさかの時のために、クッションを持っていったのだが、ちゃんとした椅子が
有ってその必要はなかった。
せっかくだから、背中を丸くしないように、背中に当ててみた。
なかなか良い具合。

俳優は全部で10人。 王様と后と后の妹とその父親の4人が狂言回しになって
五夜の物語を演じるのです。すべての物語に10人の俳優たちが総出て演じます。
48人の盗賊もその10人で遜色なく演じるのですから、そのパワーたるや
一人五人力!以上です。
役が重なるとタスキの名前をくるくる回して、今の役を示します。
わかりやすくユーモアたっぷりで。子供も一緒に楽しめる演出になっています。
最後まで楽しみました。

ヒロインの妹役をはじめとして、その偶話ごとに別の役で、出演する私の知り人
は、生き生きとしてそれぞれの役を楽し気に演じていました。

開演前の待ち時間に宮崎からはるばるいらっしゃった人が、どうやら市民劇場
の関係者で、周りには、4~5人の知り合いあるいは関係の方、一人は島原
からいらっしゃったと。

事前調査だったのでしょうか。
東京にに二から三泊して、いろんな劇場をはしごしてリサーチしているようです。
気楽に観劇の出来る私のことを羨ましく思ったようです。
地方の演劇事情を垣間見ました。

コメント    この記事についてブログを書く
« モンゴルの話 | トップ | 夢松風土曜日教室 ビジターさん »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。