風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

江陽教室

2019年04月06日 | 詩吟
赤磐市中央公民館の江陽教室に、参加してきました。
岡山時代の恩師のひとり、永井厳照先生の率いる吟詠教室です。


昨年の岡大吟詩部60周年記念大会で、永井、鈴木両先生の「高きに登る」をお聞きしてから、募る思いがありました。

50年前にご指導いただいていた先生の今の教室での様子を見たい、聴きたいという思いを、学生時代の五年後輩のSさんとのご縁が復活したおかげで、実現しました。


あの時そのままの先生がそこにいて、雅号の文字「厳」そのままでした。

きょう参加のうち男性は、最近始めたばかりの方お二人、女性4人は、学生吟出身です。

永井厳照先生の発声のあと、全員合吟は、女性の高すぎる声のおかげで、男性は、オクターブ下で、合吟ができています。

そして、先生の方針で、コンダクターなしの、昔ながらの「耳で聴け」方式でした。

圧唐ウれました。

この高さはいったい何本なんだ!?に突き動かされて、「吟トレ」で音程を探ってみました。

独吟のそれは、何と!11本!!! 11本の声を聴くのは、初めてです。
Sさんは、低いといっても8本。明日は、白鷺のコンクールだそうです。


男性の独吟も、とても高い声に聞こえましたが、「吟トレ」によると水1本でした。

さすがに、驚きの高さで、新しい吟を習い合吟している方たちですから、とても響きのあるこえで、女性の声に誘われて、楽器がより機能して、実際よりも高い声が出ていると、聞こえるのでしょうか。
それが当たり前の練習と、思っているから、苦労と思わせないのは、先生の姿勢なのでしょう。

昨年の「登高」を吟じる時のお二人の先生の約束は、「低く出ない」ということだったと、お聞きしました。
当時、教えてもらったそのままだと、感動しきり。

「厳」と雖も、優しく柔らかなのは、逆立ちしてもまねのできないことです。

この女性メンバーは、みなさん、長い中断を経て、数年前、あるいはつい最近復活した人たちばかりです。

永井先生の、程々のお誘いにほだされて、今では、最初から続いていたように、練習が進んでいます。

永井先生に夫へと持たされたお土産は、岡山大学応援の酒「おお岡大」です。



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