風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

東京芦孝会中央会10月

2012年10月28日 | 詩吟
秋の昇段試験が行われました。
夢青葉の三人は、弐段の試験を受けました。

三人ともめでたく合格でした。

             おめでとう!

去年の同じ場所で、初段を受けたときとは、声の張りも大きさも格段に良くなって、地に足が着いてきた感じでした。


初段に向けての練習は、緻密に、弐段にむけては自由にをモットーにつづけてきました。

あまり細かいことを言い過ぎると、型にはまってしまうのは、よくないですから。
私の吹き込んだテープをよく聞いてくださっているようで、はっきりと指導者の色が出ているとの感想を頂ました。
私の色とは、なんだろう?

先週の錬成会で、先生に厳しく指摘され直される経験をしたので、野田 芦孝先生は合格を伝えるだけでなく細かく間違いを訂正しての講評をしてくださいました。

夢青葉の一人は、少し高めになり、一人は少し低めに音程が変わったことをコンダクターで音を確かめながら審査をしてくださった先生からの指摘もありました。

今までは、練習での合吟は五の高さで、統一していましたが、それぞれの音程を確かめる時期が来たようです。

それぞれの個性を、伸ばすには、どうしたらよいか、考えねばなりません。

これから、2年をかけて三段をめざします。
長い道のりを、飽きずに懸命に頑張りましょう。

とはいえ、3月にはカナックホールでのホールデビューが決まりましたから、それに向けてどのような練習が始まるのでしょう。
夢組はその作品の中に関わるのか、それともサイドを固めるのか、今までは、自分の決めた詩吟を個人で練習して居ればよかったのを、他とのかかわりを持ちながら、総合的に仕上げていくことに参加するのは、初めてのことです。

どのように、なるのか、私も皆目検討が付かなくて、先を予想した指導が出来ないので、心していなければなりません。

夢組は、それぞれ2人と3人のメンバーで、2時間のれんしゅうをしています。
たくさんの会員を抱えた教場とは、恵まれた練習が出来ていましたが、このような大きなものに携わることになると、様々な意見を聞けないというジレンマに陥ります。

基礎的なものを身に付ける分には、恵まれた環境で育ったのですが、今度は、それが裏目に出る部分も出てくるでしょう。
物事全て裏腹。今までうらやまれて来たけれど、今度は、うらやむ場面も出てくるでしょう。

ヨチヨチ歩きから大人としての歩みを身に付けることになったら、今までぬくぬくとしてきた分、辛い局面も出てくるかもしれないと、思うのです。

家庭から、幼稚園に巣立っていく幼児と、母親の関係になるのかな。
子どもは、三歳までは、抱きしめて育てというけれど、詩吟の三歳は、どのあたりなのだろうか。

三段を取得して、ひとり立ちの準備が出来た頃に、大きな催しに関わるタイミングだったら良かったのですが。
すでにある八つの教場の諸先輩方に助言をもらい、叱咤激励していただいて、今までと違ったものの学習が始まることになりそうです。

新しいことが始まるのは、浮「なぁ。


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