風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ニューフェイス

2018年07月26日 | 詩吟
入会手続きをした期待の新人さんは、とてもアクティブです。

先輩たちと、たちどころに打ち解けて、音感もかなりよさそうに見受けました。

ゲストさんが来てくださるようになり、新人さんも入ってくださって、夢青葉は、どんどん変化していきます。

それぞれの、進み具合を見ながら、何といっても新人さんの育成に、力を注ぐのが、夢組の考え方です。

片やコンクール出場、方や初心者。

ちょっとこだわりかけたけれど、どなたにも大事なのは、「基本を忘れないこと。」

今日の練習で、面白いことがありました。
創立メンバーの先輩が、初めて習った漢詩は、『塾生に示す』でした。
その吟題を、同じように、新人さん向けに取り組むこととしました。
それで、その先輩に、吟じていただきました。

その当時は、一生懸命、私の真似をしてくださっていたから、それとはっきりわかる吟詠でした。
基本はここなのね、しかし、今の吟詠は、8年を経て変わってきています。
それを、どこまで、私の吟詠にこだわってよいのか、自由にしていただいてよいのか、迷うところです。

もう師範代、まだ師範代。

こうやって、いつまでたっても、迷いながら行くのねぇ。

初心者のうちは、、私の思うとおりに物事が動いてきたけれど、これからは、それぞれの意志が出てきて、私の予想通りにならないことも増えてきました。


今日のゲストさんは男性一人、女性の新人さん対応で、5本での、お稽古でしたが、臆さず高い音に合わせて声を出してくださいます。

そして、独吟の時は、1本で、何の狂いもなく吟詠されたのには、脱帽。

さて、もう一人の年下の先輩は、コンクールに向けて、特に、独自の練習をなさっているようでした。
前回出した課題を、きちんとこなして、低音から、五の高さまでの、声の処理がうまく動きはじめています。

「声を押すのではなく、丹田を意識する」「腹に魂限りの力を入れる若いころの発声ではなく、意識するだけ」という、この言葉の表現で、どこまで伝わるか、どのようにご自身の楽器を鳴らすか、ニュアンスで、伝わる彼女のことだから、きっと、伝わったのよねと、思う。

今の課題を、どう料理し、如何に制御するか。

それをするのが、正しいのか、正しくないのか、やりたいのか、やりたくないのか、やれるのか、やれないのか。
これは、会員さんの考え次第。

私は、あくまで、意見を言うだけ。「私は、これが好きです。」と。




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