風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

松戸の会

2011年12月20日 | 詩吟
松戸の詩吟教室3回目。
前回お試し参加のIさん、体調不良のため、欠席。

二人の出席で、開始。

「松樗~」を、丁寧に、丁寧に、おさらいをしました。

譜名表の5番には、5種類の形があります。そしてそれぞれ同じ形をしていますが、音の高さが違います。
松樗~に出てくるのは、5番、5≠Q番、5≠R番。それぞれを吟じ分けて、詩の中でどのように出てくるか、どのように続いていくか。
言葉より、実際に声を出すことで、説明をしました。

音は、母音で伸ばすと、最初にあいうえおの詩を朗読するときに説明したのですが、5番の説明で声を出していたときに、一緒に納得してくれたのはおもしろかった。

わからせようとして言葉で説明したときは、何のことかわからなかったみたいです。

思いがけない形で、理解される。それも、ほかの事を説明しているときに、ひらめくなんて、面白いとしか言いようがない。
これで、しっかりと、体が覚えたことになる。良い兆候。

今日で、一応、最後まで流せるようになり、一人ずつ独吟をしてもらったのですが、納得いかないと、まださらに「松樗~」を続け練習したいとおっしゃる。
また、最初から、一節ずつ繰り返し、練習です。

ただ、前回よりも、説明する言葉が頭の上を通り過ぎているのではなく、つっかりながら、ギクシャクしながら、相手に届いているのを感じました。

すんなり、「うん、」とうなずくのは、まゆつばであるってことを感じることがあり、突っかかるって事は、何らかの疑問を感じているからで、疑問を感じることは物事がわかっていく最初であるように思えます。

また、合吟のときの私の声と彼らとの声の時差がだんだんと小さくなってきたことをさらに前回よりも強く感じました。

今日は、Oさんの畑で生ったキーウイをりんご付きでいただきました。
りんごと一緒に入れていると早く熟すからだそうです。なんて、丁寧なことでしょう。
Iさんは欠席だったので、受け取れず残念でした。

せっかく持ってきてくださったのだから、その分を受け取って何とかすればよかったのです。ただ、今日は娘のところにからの直行だったので、大きな荷物を持っていましたから、Oさんも、お持ちくださいと言い出しそうな口を閉じました。
申し訳ないけれど、自分のだけありがたく頂いて帰りました。

年の終わりの、充実したお稽古で、来年が楽しみと言ってくださいました。私が楽しみにできているのが、何よりのことです。


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