日本語科の4年生になったムンフと久しぶりに会いました。
昨日の、オルティンドー練習にムンフの都合を尋ねたら空いているということなので、お願いしました。
今、ちょうど、日本からお姉さんが帰ってきていて、彼女も卒業したら日本に勉強に行くことになったと、とても喜んでいました。
4年生になると、会話の授業がなくなるので、日本人との会話を切望している状態だったので、私とあって話をするだけでも嬉しくて飛んできたとのことした。
トメン・エヘには、初めて入ったそうで、ものめずらしげに眺め回していました。
練習が始まると、ぴたりと張り付いて、発声練習が始まると驚いた様子でした。直ぐには先生の言ったことを通訳することが出来ませんでした。
気持ちが落着いたら、一生懸命です。
先生が来る前に、「分からない言葉が出てきたら遠慮なく先生に質問していいですから」と言って有ったので、たびたび先生に質問をしてなるべく私に分かるように伝えてくれました。
先生も、彼女の通訳が終わるまで次の音を出すのを急がないでピアノを弾くのを待っていてくれました。
相変わらず、ショロンカイが出来なかったのですが、「声を下に下ろす」という意味。
今まで、思っていた腹式呼吸よりももっと下に空気をためるということ、そうするとおなかだけではなく、腰までもが横に広がるということが分かりました。
先生は、私の両手をにぎって自分の腰にあてて、腰の動くのを感じさせてくれました。
前回よりも、先生のいっている発声方法に近づいたようでした。
そのときは、ほんとに気持ちが良く、喉も疲れないことがよく分かります。
ですが、もう一度となると、出来なくて、先生がお手本を示してくれるのです。
先生も出来の悪い生徒に、さぞ疲れることでしょう
息の吸い方に注意していると、口の形がおろそかになります。
前々回から、鏡を置いて口の形を見ながら歌うようになっています。
ですから、歌詞をしっかり覚えておかねばなりません。
ノートを見ると口の形がおろそかになり、喉に力が入ります。
息に注目すると、鏡を見るのを忘れています。
そんなときは、3人で大笑いになります。
先生の笑顔は素敵です。はるかに年下なのですが、包容力があるのです。
先生、私もがんばるから、先生もがんばってね。