風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

詩吟体操 その2

2021年11月25日 | 詩吟
詩吟体操によって、「力が集約される」、それでお終いではありません。

体操をした結果、腰で支えて、他の部分が程よく脱力する。
脱力と同時に息をはぁーと自然に吐くことができる。

その結果
体の隅々にまで行き渡らせるほど、深く息を吸えるようになる。

ただ、がむしゃらに行うのではなく、理想の形に整えながら、回数を重ねていくと、何かがわかってくる。

何度も何度も、肩で手を止める時の位置は、後ろ過ぎると苦しい、前すぎると止まらないで、いくらでもさかっていく。
「肩で腕が停まる正しい位置」という言葉と、各々が理解し確信する「その位置」が、やっとつながった。

形を覚えるまでは、小うるさく聞こえたことでしょう。
わかったときの、ぱぁーと明るい顔、その顔を見たくて、そしてその先に起こるはずのうれしい変化を実感して欲しいから、早くそれを見たいから、いちいち小うるさいのです。

いずれ、「ろっ骨を引き上げる」がわかって、出来るようになったら、、、
想像するだけで、嬉しく、待ち遠しい。

どんなに大きな声を上げても、うるさくない声が出るようになったら、私たちを取り巻く世間も、穏やかになることでしょう。


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