風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

土曜日教室

2022年11月06日 | 詩吟

「江南春望」二回目。

譜№32に苦戦。

三七の七へのジャンプが、上がり切れない物だから、六へ下がるのが、

とても難しくなる。

六が中途半端な音程だと、当然五の音にも、不協和音。

それで、32番ではない形となる。

七の高さ上がるためには、ちょうど七では壁にぶつかって落下するのです。

そういう表現で、わかってもらえたかなぁ。

猫の無駄のないジャンプを見たことのある人は、よくわかると思う。

しっかり七に着地するには、数ミリ上に飛び上がるから、安定して七に届くのである。

そして、次への六、五が正確な声を刻むことが出来る。

そして、次への六、七、六、五がピタリと決まるのです。

トラブルの原因は、一つ前にある。七を極めれば32番を詠うことが出来る。

 

いくらでも時間をかけられるこの教室は、初心者の練習には、もってこい。

4月に、「詩吟」を聞いたこともなかった。

「詩吟を詠う」ことを知らなかったお二人が、「詩吟って好きかも」

「32番だけでも極める」という言葉が出てくるようになった。

 

一人は、娘と同い年である。あまり、情をかけないようにと思いつつ、

「できた!」と手をたたくときは、特別にうれしくなる。

 

そして、飛び立つ時のことを想像して、いまから、ウルウルするのである。

年を取った証拠だなぁ。始まったばかりなのに。どうする!

そんなんじゃぁ、まずいぞ。

 

自分なりに、こんなウエットな状況は、詩吟とは別なところにも、

理由があるのですが、、、」

そのうち、ちゃんと先生と生徒になるから。

そして、長続きのする関係を築くのだから。と、自分に言い聞かせる。

 

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