風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ぴったりのことばを

2021年07月17日 | 詩吟
ぴったりの言い回しと言葉をさがして、忙しく頭を働かせる。

まして、お目にかかったばかりの方には、どのような言葉遣いが良いのかわからない。

職人気質の方と思えるので、結局、直球のことばになりました。
結果、私のいつもの前のめりの言い方でした。

本来の声の良さを、いかんなく発揮して、自由に詠ったらいかがですか?と。
他のものと組み合わせるのは、別の機会になさったらどうでしょう?と。

ご本人の最初の提案と心づもりは、却下された形となってしまうので、最初の言葉を発するまで、口ごもり、遠回りをしようとしたのだけれど、無理と判断。

濃い太い眉尻が上がりそうだったのが、最後には、穏やかに、納得という表情になってきました。
あぁ、良かった。胸をなでおろす。あぁ、どきどき、良かった。

意見を求められると、いつも、前のめりで、言葉を発するから、自分でも生きた心地がしない時がある。
今日は、ビジターで久しぶりに参加したウグイス吟詠、実に、8か月ぶりの参加でした。

その熱で、動きだしたら、次は、クールに、一歩引いた言葉が、有効になる。
わかっているのですが、クールダウンは難しい。次は、「駟」をもって追いかけたくならぬよう心しよう。



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