風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

お稽古の一言

2021年06月16日 | 詩吟
今日の練習は、12時からのスタートです。

体温も上がり、喉に滑らかさも出てくるので、声も良く出てくれます。
そして、この処、体のメンテナンスも進んで、おかげさまで、「このさきどうなる?」の不安からも解消されつつあります。

声が出ないときは出ないなりの練習をして、却って、攻撃性が鳴りを潜めていた気がします。
けれど、もともと、理論より実動の方だから、自分の喉が潤って出しやすくなると、攻撃的な練習となってしまったかなぁと、反省。

たった一点、ここさえ直せばという言葉を倹約すると、悪いか所しかないという印象を与えてしまう。

褒め言葉の省略は、98点の吟詠なのに、マイナス2点の印象を与えることになる。

私自身も褒められたら、嬉しいんだから。
これから、そうしましょうね。

そんなだから、ちょっとした行き違いや、聞き間違いで言葉が届かなかった時に、誤解したままで、「はて、そんなことを言うはずがない」と考え直してくれることは、まずない。
悪い印象のままで続いてしまって、永遠にすれ違ってしまう。

今、なんてこの図式の多いことか。たいがいのことは、それはそれなりに過ごして行けることなのだが、たった一つ「私はそんなこと言うはずがない!」と声を大にして言いたいことがある。
思いこみは、拭い去るのは、とても難しい。大事なことだから、今は、焦って動かない。



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