風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

最初に習った漢詩

2021年04月13日 | 詩吟
あれ?どうしてこんなに、違うのだろう?

喉を大きく開けて、しっかりと腹で支える発声へと、改善しつつあるのですが、どうしようもなく、若いころの力んだ発声になってしまうのは、なぜだろう?

              
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やっとわかったのは、若いころに習い、いく度となく吟じた詩は、体が覚えてしまっているということです。
そのころの頑張りすぎる発声で、詠ってしまっています。

最初に習ったのは、頭ではなく、体に入っているのです。
そうか、そうか、懐かしくも、悲しくもある。

今は、頭で考えて、理屈で、体を動かそうとしているのだから、勝ち目はないかもしれません。

これほどまでに、沁みついている詠い方をどうやって、拭い去るのか。


まず、その一  寒さと花粉の時期も過ぎたから、喉には、優しい時が来ました。
柔軟な体を作り、喉への影響を上手に調整して、望みの発声を獲得する努力を始めます。


二つ目の方法は、若いころに詠った詩は、当分、詠わないということ。

洗礼を受けなかった詩を、理想の歌い方で歌えるように何度も練習です。
それで、ちゃんと身についたかを確かめる。
この、試行錯誤をさぁ、はじめよう。


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