風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

新座市吟剣詩舞道大会

2019年05月18日 | 詩吟
小西如泉先生の舞の教室の出場のため、伴吟を仰せつかりました。

先生の伴吟で、「山中の月」。

律詩体力をつけようとしている時だったので、私には、課題として、うってつけでした。

涼やかに出す声の練習は、カラオケが最適。

まず、伴奏に合わせて、音源と舞とのコンビネーションを考えて、声を切るところ、間合いの取り方、伴奏の音と吟とのタイミングを図りに図りました。

それでも、すべてのタイミングを、音源を探りながら、決めていく。

大輪神道流の舞は、もともとは、他流の吟詠で振付ができていますから、関吟流の吟では、吟詠時間がかなり長く、小西如泉先生も、振り付けには、相当ご苦労をされたようです。

なかなか振付が決まらない中で、最後の手合わせになるときには、きっちり振付が決まっていて、心地よい仕上がりでした。

最後の練習では、無心になれた一瞬があり、これができれば、パーフェクトと思う。

しかし、本番では、そうはいかなかったのです。

丹田からかなり上の位置で、息が止まってしまったので、最後の持ちこたえが、できませんでした。

不甲斐ない吟詠で、先生には大変申し訳ないことでした。

それでも、先生は、「よかったよ」との声かけを下さいました。
そして、練習では、できなかったのに、本番では、思い切りふみこみができました。
私の伴吟のおかげとまで行ってくださいました。
何てお優しいことでしょう。

あぁぁ、もう一度やり直したい。
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