風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

袴の着付け

2019年01月12日 | 徒然に日々のことを
和歌に合わせて、舞う方が、袴を着用なさるとのことで、お手伝いをしました。

10年前に、見よう見まねで袴の着付けを、覚えました。
詩舞を舞うためでしたから、しっかりと紐を締めねば、舞の動きに耐えられません。
だからと言って、着物に紐をたくさん使えば、それ良しとはいかないのです。

そもそも、慣れない私一人で着るのだから、紐を一本でも減らして、着付けにかかる時間を減らし、尚且つ最大の効果をあげるべく工夫が必要でした。

ご近所の先生の所で習うときは、家で着ていきましたから、時間はいくらでもありましたが、頼る人はいません。

小西先生のおけいこの時は、周りに着替えをしている人たちがいましたが、(今では、吟仲間でもある人たち)お目にかかったばかりでしたから、「お願い」と言えませんでした。

このお願いと言えないかわいげのなさは、周りに、手助けを拒んでいるように見えたことでしょう。
この、性格は、とても問題だ。
心では「助けてよ」と言っているのになぁ、、、


さて、話がそれました。
袴に関しては、一人で、さっさと着られるようになり、今では、これで三度目の手助けとなりました。

その方が、借りてきた袴は、するすると結び目が滑ってしまう生地でしたから、最初は戸惑いましたが、小西如泉先生が、お弟子さんの舞台用の着付けを手伝っている時に「指先が痛くなるの」とおっしゃっていたのを思いだして、締める度合いと結び目の様子を思いだしてみたら、思いのほか、きっちりと着付けられていました。

後姿が、きりっとしてましたし、袴の丈も、足を延ばした時の袴の裾からの足袋の白の出具合が、私の好みの通りでした。
舞姿も、袴の裾捌きも決まっていました。

終わった後、何も言ってなかったので、危惧したゆるみは、なかった模様。

これで、本番も安心。

次は、着物を短く着ることから始めて、着付けをさせていただきましょう。

本番は、名古屋。
関吟創立85周年関東・東海地区記念大会の構成吟の関東連合の担当部分の吟詠と舞の一つです。




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