風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

福祉詩吟

2018年01月25日 | 詩吟
雪の影響は、日が高くなると、晴れたおかげで、ほとんど無くなりました。
いつもの足元で、気温がかなり低いという状態だと、障害を持っていても、お出かけになるのは、平気なのだそうです。

年明け初めての、指方先生主催の福祉詩吟の日ですから、是非参加をと思っていましたから、教室を行うのかどうかかと、気になっていました。杞憂でした。

思いのほか、みなさん私なんかより、強靭なのだなぁ。


新人女性さんがいらっしゃるとお聞きしたのですが、一見したところ不自由なところはなさそうだったので、不思議に思っていると、ガイドヘルパーさんとのことでした。
ラメ[ルには仕事でよくお越しになり、「福祉詩吟 ウグイス吟詠」のチラシを見て、参加なさったと、自己紹介をされました。

障害を持つ方たちとの、お付き合いの仕方を試行錯誤しているところですから、ガイドヘルパーをなさって、障害を持つ方のことをよく知っている人と御一緒するようになったことは、とても心丈夫です。


ちょっととっつきにくい詩吟をやってみようと思う方たちは、強いチャレンジ精神を持ち合わせていらっしゃるようで、指方先生の強い思いを受けて、何事もなく、始まって、今日で、43回目だそうです。


私は、せいぜい月に1回くらいしか参加できないでいますが、最初にお目にかかったときより、滑舌が良くなり、わかりにくかった言葉が、聞き取りやすくなっていました。

何種類かのお口の体操をして、大きな声で、歌ったり、吟じたりを続けているおかげで、良く息を吸い、良く息を吐き、お口をよく動かしている成果がはっきりと表れています。

指方先生は、上向きの状況を、誇らし気に語ってくださいましたが、先生が思っている以上の進化を遂げていることは、私だけがわかっているのかもと、ひそかに思いました。

それは、月に1回の間が空くことで、はっきりと進歩を見ることができるように思います。

その表情までもが、益々明るくなって来ていますもの。

こんな会を運営していると、様々な雑用もあり、2時間足らずの時間では、十分な詩吟のお稽古の時間が取れないこともあります。

そんな時、流派の違う私は、どう、かかわっていいのか、それも、これから手探りです。

初めて、ラメ[ルへ行ったのが、去年の4月だったかなぁ。
恐る恐るといった体で、距離をとりすぎていたかもしれませんが、指方先生の熱意に少しずつ距離を狭めてきています。
そして、秋の文化祭をお手伝いしてから、特に、親しみが増したような気がします。






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