風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夢松風11月1回目

2012年11月08日 | 詩吟
練成会後初めての、顔合わせです。
発表した詩吟は、電話で早速に聞かせていただいていましたが、それぞれの感想を生の声で表情付きで確かめたかったのです。

とても満足して、楽しかった、あの長時間が、長いと感じなかった。

ご自分の発表も、あがらなかった。

清々した、笑顔で何の屈託もなく聞けました。

よかった、良かった。

いろんなことが、その一転に向けて集中したように思います。
なかなか、これほどの集中を指導側も生徒側もともにすることが出来たるのは、将来二度目が有るでしょうか。

テープを聴きなおしたり、しながら、一日を振り返り、山口先生の講義を思い出し胸に刻み付けるのでした。

つい、言葉を多くしてしまう私にとって、山口先生の語り口やアプローチは、尊敬に値します。
技のあるものは、言葉の多くを要しないんですねぇ。

さて、お稽古のほうは、中庸をおさらいして、独吟をしてもらいました。

錬成会の成功と、山口先生の特別講義のおかげで、力強さが増していました。
双方、面白くてしょうがないという練習でした。(よね?)

そして、次の課題は、「常盤雪行」梁川星巌作
これは、吟法のちょっと進化型が3個もでてきます。
初心者には、手を焼く詩吟ですが、思いを込めるには、男女ともにこめやすいかもしれません。

今日の、わいわい楽しい感想を聞き、先輩の夢青葉の健闘を賞賛する言葉を聴いて、やっと、錬成会を「良かった」と言う言葉で、締めク縷々ことが出来ました。

下手をすると、傷つく人を作ったかもしれない、思い切った言動とその成果が、無残なものに終わったら、どうしようと、思い続けていました。

重い決断は、当分しない。明るく楽しく続けよう。
無理を承知の言葉は、出さない。
思いがけず承認された事柄は、下手をすると悩みすぎて、練習に支障が出たかもしれないくらい大きいものだったなぁ。

少し、静かにしていよう。


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