風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

スカイツリーの足元

2011年06月09日 | 徒然に日々のことを


業平橋に行ってきました。
足元には、小さな花やアジサイの花がみずみずしく咲いていました。
近隣のお宅では、多くの観光客で何かと悩まされることが多いことでしょう。

見学広場には、インスタント写真が取れるブースがあって、背景にツリーや浅草の風景などを4種類選べるようになっていました。
観光客の気分になって、一番ベタ名”ツリー”を選びました。

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近くに住む友達との待ち合わせ時間が来る前に、ツリーの足元から首を痛くしながら、上を眺め写真を撮り、一人で来てもツリーと記念写真が撮れるのに、ちょっと面白さを感じ、有ろうことか私もそれに乗ってしまったのでした。

後から来た友人に、その写真を見せたら、あきれられました。しかも700円!
いつもなら、あきれ顔をする側だったのに。

来年5月22日に完成と言うニュースを聞いて、今しか出来ないことを一度はしてみようと思いついたわけ。
あきれた顔をされた割には、私は、大満足でした。


しかし、足元というのは、ほんとの高さが見えないもので、ほどほどに離れないと体感できないんだねぇ。
あるいは、完成して展望台(3,000円!)に登るしかないわけね。


あまりに身近にいるとその偉大さや、高さがわからないもので、ありがたがっている人を冷ややかに見つめたりするものです。本物をそれと知らずに粗末にしがちなのはそんなところなんでしょうか。

あらためて、身近に見失っている偉大な人や事柄があるのではないかと、きょろきょろと心の中を探してみたりしたことでした。




駅から、見学広場への300メートルほどの路地を散策したのです。
お地蔵様を大切にして、道路にはチリ一つなく、アジサイの茂みは、よく手入れされていて、すがすがしい空気が流れていました。

きっと、工事中も何もないようにみまもっていてくださっているのでしょう。
そして、そこに住む人の、深い祈りが感じられました。

ツリーが完成することで、起こるであろう大きな変化に憂いながら、期待しながら。
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