風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

図書館

2007年05月07日 | 日本から
近くの図書館に行ってみました。
一度なくなってしまったと思っていたのに、復活したのはうれしい。
立派な中央図書館が出来ても、ふらりと下駄履きでいける(こんな表現はもう古いなぁ)図書館がうれしい。

そうなればいいなぁと思っていたことが、実現していました。
それは、家のパソコンから図書館の蔵書を検索し、予約できるようになりました。
そして、どこの図書館の蔵書であっても最寄の図書館に取りにいけることです。
早速リクエストを出したら、3日後に準備完了とメールでお知らせがきました。

明日、早速とりに行ってきます。

うれしくなって、読みたかった本をあれこれ検索してみました。
ある、ある。
書棚の前に立って、本を探すのもどきどきうれしいことだけれど、どうしても早く読みたいものは、こうして、能率よく手に入るのが良い。

急いで、忙しい生活をしているわけではないのだから、自転車に乗って、川の向こうの中央図書館にどんな本があるかなぁと手に取り、中を読みながら、好みの本を見つけるのも良い。

ほんの楽しみは、思わぬところから見つけ出すこともそのひとつ。

UBでは、本は表紙を見せて陳列してあった。
手に取ろうとすると店員さんがすかさず、取って手渡ししてくれました。
手にとっても、モンゴル語は理解できず、買ったのは辞書と絵本だった。

何ヶ月もそんな生活をした後、はじめて、たくさんの本が背表紙を見せて本棚にぎっしりと並んでいるのを見たとき、うれしくて感激したものだった。

昨年あたりから、UBの国立デパートでも本屋さんは、書棚に背表紙を見せてぎっしりと詰まっている展示の仕方が始まりました。
それでも、本の売り場面積は、わずか、そして、高い。

日本の篤志家の絵本文庫は、建物の移転中で去年の夏から絵本を借りることは出来なくなった。いつになったら、オープンするのだろう。

思いのままに本を手にし、読むことの出来る環境をとてもうれしく思います。
モンゴルの学生さんたちにとって、せめて辞書が身近な手に入れやすいものになると良いのにねぇ。


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