風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

結婚式つづき1

2006年10月15日 | モンゴル風景


花婿のお兄さんが天井に赤い紐を結びつけます。
入り口から入ってきた福をゲルの中に導くようです。



次の儀式は、白い布に包んだ乳製品と干し肉を右側の柱に、二人で括り付けました。
入り口の入った右側は、奥さんの居場所でかまどの焚口もあります。
食べ物がいつも豊富にありますように、と言う願いがこもっています。



最後に、贈り物をそれぞれが二人に手渡します。
キスと抱擁と贈り物とで二人の気持ちは最高潮のはずです。
新郎の真っ赤な顔と対照的に、新婦はさらに顔が白くなっていって。。。緊張しているのでしょうか。


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テレルジ乗馬

2006年10月07日 | モンゴル風景
一昨日降った雪で、気温が急降下です。天気予報ではマイナス6度といっていました。
さて、乗馬には何を着て行ったらよいだろうと、思案投げ首。
いくら考えても、街中より5度は違うだろうと思われる奥テレルジの、コンディションなどわかろうはずも無く。。。

結局、極寒用の下着にワークシャツ、薄手のダウンと言う準備をしました。
リュックには、替えズボン、フリース、雨のときにも対応するパーカーを入れました。

その他のいつもの持ち物は、タオル、サングラス、帽子(耳当てつきのキャップを買いました)カメラ、水、飴、むき出しのトグルク(ラップつきのャPットに)

馬で走ってもよいように、最小限のものを身に着けます。ですから、財布などは無用の長物。カメラも小さいほう、水は、踊らないようにベストのャPットに。

いつもわたるトーラ川は、薄氷が張っていました。
木の葉はほとんど落ちて、すっきり空が見通せるようになり、ところどころに黄色い葉が残っています。
遠い岸辺には、赤い色を見せて裸になった木が立っていました。
馬を走らせると、びっしょり汗をかきますが、降りると寒く感じました。
汗は、あっという間に乾きますから、こちらでは汗が冷えて風邪を引くと言うことはありません。
おかげで、私も風邪の心配をせずに寒い戸外での運動に参加できています。



フレンちゃんは、朝は長袖のワンピースを着ていましたが、乗馬から帰ってくるとこのいでたち。
私たちは、たっぷり着込んでいると言うのに。
ゲルの中ではストーブに火が入るととたんに熱くなりますから。

今日の馬は、私が乗った馬では有りません。微妙な色あいがめずらしくて。。。

先週は無かった当リに驚きました。
乾燥のきついモンゴルでは、太い木ほど、重さに耐えられなくて、途中から折れてしまいます。

UB市内で雪の降った日は、こちら奥テレルジでは、雪は降らなくて、寒い風が吹いたそうです。

ここで飼われている犬は、知らない人には、猛烈にほえますが、私たちはすっかり覚えてくれました。最初に一度だけ食べ物を揚げただけですが、尻尾を振って近づいてきます。
牧民の飼う犬は、決して気を許してはいけません、と言われるのですが、ゾルゴの家族は優しいからでしょう、犬も人懐っこくて、なでると腹まで出してきます。
フレンちゃんは、時々枯れ枝でぶったり、蹴飛ばしたりするのですが、嫌がりもせず、逃げもせず、尻尾を振っているのです。

今日の、お昼はボーズに、ヨーグルト、羊の骨付き脂が出ました。
朝は、ヒビンボーとおいしいクリームでした。
おかみさんの、料理はどれもおいしい。乳製品は、特においしい。

来週も、寒さに負けないように頑張ろう。
これからは、初冬から厳冬への移り変わりを見せてもらうのを、かすかな恐賦エを持って楽しみにしています。
マイナスの戸外には、15分以上外に出ない生活を二冬すごしました。
三冬目の乗馬を続けると言う決心は、私にとって、大冒険です。






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テレルジ

2006年09月23日 | モンゴル風景
              9月16日





トーラ河畔3枚の写真のうち、真ん中は去年8月のもの。

          


          

1週後の今日 9月23日






先週、冬営地に干草が詰まれていました。
そして、さらに、父親と息子で、囲いの拡張が行われていました。
山の木を切り、同じサイズに切りそろえたものを、きれいに並べてから、組み立てです。
今日は、少し肌寒いのに、ゲルのお上さんはまだ、ノースリーブでした。
私の厚着を笑っていました。

これから厳しい冬が来るにあたって、干草は刈り終えて、山にして、冬の寒さを防いで、馬が帰ってくる屋根のある囲いを作ります。
それが終わったら、ゲルの引越しです。




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ナーダム競馬

2006年07月26日 | モンゴル風景
7月12日の競馬の写真は冬のものでしたので、これも絵葉書からですが、夏の競馬の様子を、お見せします。


自分で撮った写真でなくて、申し訳ありません。
子供と馬たちが、命をかけて走っています。
けなげで、かわいくて、一生懸命で。
涙が出そうになります。


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岩塩

2006年07月19日 | モンゴル風景

「これが、正しい?岩塩だ!」

と、地質を専門とする夫は言いました。
左の写真 きれいな結晶だそうです。
真ん中  大きいのを苦労して、10センチくらいの小さい塊にしました。
右    面が、磨いたようにつるつるです(そのように見えませんが、つるつるなんです!)
「どうだ! うつくしいだろう 白がいいんだよ」
「・・・・・・・・・・」
「お土産は、珍しくて、きれいだからピンクの岩塩」と、私は言いました。

ナラントール ザハに行ったんです。
赤い岩塩は、10グラムほどが500トグルク、白い岩塩は、1キログラム 700トグルク、(前は400だったような木がするけど。。。)
ピンクの岩塩はありません。
本とはあるんじゃないかなぁ。去年、ザハに顔のきく人がいっしょに行ったときはすぐに後ろから出してくれたもの。

そのザハまで、タクシー1,200トグルク ザハの中のタクシーを拾って値段を聞くと、家まで2,500トグルクと言いました。
このザハからタクシーを拾うとぼったくられると聞いていたので、あらかじめ値段を聞いてよかった。
ザハの外の道まで出てタクシーを拾いました。
きたときと同じ料金を払えばよいはずですが、2,500と聞いたばかりだったので、御祝儀のつもりで、1,500トグルク払いました。

往復、2,700トグルクを払い、スリに気を減らし、タクシーにいやな思いをさせられて、わざわざ買いに行くのって、どうなのかなぁ。。。。。
今日は、大きなビニールを買う予定があったので、仕方ないけど。
掘り出し物もありそうだけど。。。
ナラントール ザハは、浮「よ。
あまり行きたくない。





近くのメルクーリ ザハの岩塩を売っている店には、日本からレメ[ターがやってきて撮影をしているのに出くわしました。
日本びいきのおばあちゃんのいる店です。
今日は、美容院に行っておしゃれをしていたみたい。何しろ、テレビに写るんだものね。事前連絡があってちゃんとおめかしできたのね、きっと。よかったね(^^♪
この店は、ほかの店よりちょっと値段が安めに設定されています。
おばあちゃんが、いないとき、お孫さんの坊ちゃんが店番をしているのに出くわしたことがあるけれど、珍しく愛想が良い。
そして、モンゴルの量り売りはちみつを買ったら、岩塩の小袋をおまけしてくれた。
だからと言うのではないが、ここで、ピンクの岩塩を買いたかった。



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テレルジ乗馬

2006年07月15日 | モンゴル風景
           黄色の花をつけた馬の大好物

少し涼しく感じる風を受けながら、テレルジへ向かいました。
ガチョルトの方向から、後ろの山道を通って美しい景色を眺め、花を摘みながら、のんびりといつもの牧民さんのゲルへと走ります。

今は、掻きいれ時ですから、ご主人は馬を連れて、ツーリスト向けの馬のたまり場へ出かけています。
ゲルには、奥さんと子供だけ。

3時間のトレッキングのあと、疲れも見せず夫はゲルの子供たちとボール遊び。こんな風に大人に遊んでもらうことってあまりないのだと思います。
シャイな、ソブダーちゃんが、珍しく満面の笑みを見せてくれました。


     今までで、一番たくさんの種類の花が咲いていました



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水汲み

2006年07月01日 | モンゴル風景
      水汲みをする兄弟 
お手伝いではなく、れっきとした仕事です。
 
小さいほうの子どもは、私たちが訪れたゲルの子どもでは有りません。
お昼のご飯を、当たり前のようにご馳走になっていましたから、おそらく、仕事も、当たり前のことなのでしょう。

空の容器を持って出かけるところは、嬉々としていましたが、水が入ったら、きっとべそをかくのでしょう。
それでも、やり通さねばなりません。


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さんとく ツーリストキャンプ

2006年06月25日 | モンゴル風景




一泊で、乗馬トレッキングを楽しみに行きました。
左の写真は、山腹の寺からキャンプと亀石を眺めたところです。24日は、キャンプの右側の山の後ろを一回りで、2時間コース。

25日は、左の山を越えて、亀石の方から帰ってくるやはり2時間コースを取って、乗馬を楽しみました。

朝日を浴びる馬たちは、柵で、痒いところをごしごし。
気持ちよさそうにしていました。私が写真を撮りに行ったものだから、そそくさと離れていって、朝のお楽しみを中断させてしまいました。

右の写真は、馬で行った道です。
右の山腹のかすかな茶色い横に走る線も、馬で歩いたところです。
後方からぐるりと回って、道路に降りてきて、この先は、恐竜のキャンプのあるところです。


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2006年06月19日 | モンゴル風景


6月14日 18時40分 チンギス ハーン(ボヤント オハー改め)空港着

6月15日 10時出発 長い長い車の旅の開始。⇒暗くなる前に(9時)ハラホリンのウルゴーキャンプ到着

6月16日 エルデニ ゾー 見学 お土産品をためつすがめつ ⇒ランチボックスの昼食 ⇒いろいろありの末、ソゴート ツーリストキャンプの1キロ手前で車を乗り捨て徒歩で8時到着 ⇒夕食後民族音楽のコンサート

6月17日 乗馬1時間半 お花畑の中にあるようなキャンプに一同大満足 馬で登った丘の上の風心地よかったこと! 昼食 ⇒UBに向けて出発、予定通り3時我が家到着⇒シャワー着替えの後 オペラ 「チンギス ハーン」観劇 

6月18日 お土産品探索 購入 カシミア フェルト 岩塩 民剣i ⇒6時トメン エヘ 民族舞踊団コンサート
⇒ 夕食後ザイサントルゴイの丘へ夕日(午後10時)UB市内を一望し最後の記念撮影

6月19日 11時15分日本へ帰って行きました。

あっという間の5日間でした。初めてのモンゴルを体験した友人二人は、「来てよかった」と言っていました。
久しぶりなので少々心配でしたが、違和感なくすんなりとした再会でした。
そして、あれこれアクシデントを乗り越え、さらに近くなった3人の距離でした。
来てくれてありがとう、あんなこともこんなことも、面白がって楽しんでくれてありがとう。
通訳も、良く頑張りました。頭の良い、そして気の良い、よく気が付いてフットワークの良いツォルモンでした。

写真をアップしました。
6月15日から18日の記事をご覧下さいませ。
19日友人たちは、予定通り出発した飛行機で、日本へ帰りました。
いろいろとアクシデントのあるモンゴルならではの旅でした。
さぞ、驚いたことでしょう。でも、「きてよかった」と言ってもらいました。ほっ(^^♪





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長い三つ編みの兄弟

2006年06月19日 | モンゴル風景
 UBマートで出会った兄弟

写真をとってもいい?とお願いしたら、すかさず、長い三つ編みを前に持ってきてメ[ズをとってくれました。
そして、後姿。 かわいい!
    男の子だよねぇ。


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