みなさん、明けましたね。今年もどうぞよろしく。
「お前に見せたいものがある」と以前から言っていた相棒・小池雄治から手渡されたものは、「昭和55年度長野市立西部中学卒業文集」だった。彼のお袋さんがきれいに保管していたものだ。27年振りに見た。で、表紙の絵を描いているのは自分だった。全く忘れていた(左下に「Kats・W」とサインも入っている)。自分が何を書いたかも当然忘れていた。読んでみたらロック命のバカ中学生の意味不明文章だった。タイトルは「魂の叫びパート5」(パート1~4など無い)で、ひたすら壮大なロック愛を語っている。ホームレスではないけれど、相当困った中学生で、突っ込みどころ満載で大笑いだった。
ただ、笑いながら最後の熱い一説に思わず頷いてしまった。そこにはこうある。
「人にはそれぞれ感性があって、感性をくすぐった時の快感がロックにはある。僕のやる音楽なんてしょせんロックだ。しかしそのしょせんロック、たかがロック、そいつがたまらなく好きだ。たかがロックの誇りが僕にはある。僕が生きている、そいつがバンドだしロックだ。武道館で会おうぜBaby!」
「武道館」はともかく、中々良いことを書いているではないか。たぶんどこかから引用したに違いない。しかし、誇大妄想気味の15歳だけれど、基本的なところは今と変わらないかもしれない。この熱さを忘れないように。
「お前に見せたいものがある」と以前から言っていた相棒・小池雄治から手渡されたものは、「昭和55年度長野市立西部中学卒業文集」だった。彼のお袋さんがきれいに保管していたものだ。27年振りに見た。で、表紙の絵を描いているのは自分だった。全く忘れていた(左下に「Kats・W」とサインも入っている)。自分が何を書いたかも当然忘れていた。読んでみたらロック命のバカ中学生の意味不明文章だった。タイトルは「魂の叫びパート5」(パート1~4など無い)で、ひたすら壮大なロック愛を語っている。ホームレスではないけれど、相当困った中学生で、突っ込みどころ満載で大笑いだった。
ただ、笑いながら最後の熱い一説に思わず頷いてしまった。そこにはこうある。
「人にはそれぞれ感性があって、感性をくすぐった時の快感がロックにはある。僕のやる音楽なんてしょせんロックだ。しかしそのしょせんロック、たかがロック、そいつがたまらなく好きだ。たかがロックの誇りが僕にはある。僕が生きている、そいつがバンドだしロックだ。武道館で会おうぜBaby!」
「武道館」はともかく、中々良いことを書いているではないか。たぶんどこかから引用したに違いない。しかし、誇大妄想気味の15歳だけれど、基本的なところは今と変わらないかもしれない。この熱さを忘れないように。
