「Cloverfield」のモンスターが見たいのに

　あー見たい。既に全米で封切られ、記録的な興行成績を収めているというドキュメンタリー風怪獣襲来映画『Cloverfield』。既にあちらで観たという方もおられるだろう。昨夏、米国で「トランスフォーマー」を観た際に謎の予告編が流れ、それ以来気になって気になってしょうがなかった。ライヴや新曲のことも気になっていたが、心の底では怪獣のことも気になっていた（嘘）。
　その予告編とは、あるパーティー会場をハンディカメラで撮影した風景で、そんな中、突然ニューヨークの街がパニックに。自由の女神の頭が吹っ飛んでくる。ビルの向こうにでっかい「何か」がいるのは間違いない。ゴジラ？巨大ロボット？それで予告編は終わり。タイトルも明かされない。「２４」や「LOST」を手掛けたこの映画のプロデューサーの思わせぶりな仕掛けにまんまと乗せられていると知りつつ、もー辛抱たまらん。こういう時は検索。

　どうやら4月に日本公開されても、僕は観に行けないようだ。「ブレアウィッチプロジェクト」のような全編ハンディカメラによるドキュメント風映像なので、画面の揺れがあまりに激しく、普段乗り物酔いしない人でさえトイレに駆け込んでリヴァース・・・というではないか。それ用の袋が支給されたりもするらしい。小学校のバス旅行ですか。
　というわけで酒には酔わなくとも乗り物には酔う僕には無理であることが判明。ああっ、残念。

　ちなみに、でかいの小さいのうじゃうじゃ出てくるというモンスターの形状は、昆虫類、甲殻類、爬虫類、魚類、色々混ざっていて説明し難く気持ち悪い。