綿内克幸FSP BLOG

シンガー/ソングライター綿内日記

軟式モッズ庭球部

2007-05-30 00:02:47 | COLUMN
 男汁いっぱいの弾き語り・・・などと謳ってはいるが、実は中学時代、軟式テニス部だった。今だとソフトテニスと言うのだろうか。どちらにしても、「軟」だ「ソフト」だと、男汁推進派としては許されない過去かもしれない。白い短パンでヨネックスのラケットを振り回していたのだよ。
 入った理由は「坊主にしなくて済みそう」だったからという軟弱な理由、いや、ロックに目覚めた少年には大事な理由だった。勿論、サボり常習犯で、ダブルスのシードは一番下だった。

 さて、先日ここでも書いた、中学の後輩である山下洋君率いるフリーダム・スイートのライヴを覗きに東高円寺は「UFOクラブ」(!)へ行って来た。久々のオールスタンディングで、ビール片手におっちゃんはクラクラしたぞ。目の前には共にフレッド・ペリーのポロを着た男の子二人組。初々しい。

 DJが回すノーザンソウルに乗って登場したバンドの演奏は、持っていたイメージ通り男気溢れるギターサウンドであった。又、Kinksやモッド流にアレンジしたJ・Webb~G・キャンベルの名曲「ウイチタ・ラインマン」、アレサの「Don't Let Me Lose This Dream」など、カヴァーのセンスは流石「フリーソウル」コンピレーション・シリーズの編集等を手掛けた男であるなと思った。
 でも、中学時代、僕と同じ軟式テニス部だったということは内緒にしておいてあげよう。