いわし つつじ園in室積

光市心身障害者福祉作業所「つつじ園」のブログです。利用者のつぶやき、作業所の活動内容を紹介しています。

雨上がりの花壇づくり

2016年06月20日 16時12分08秒 | 動植物・園芸

6月の終わり頃には、毎年光市花壇コンクール用の花の苗が届きます。

今年は、マリーゴールド(黄と橙)とサルビア(赤)の3種類です。

本日、午後雨上がりに花壇づくりを行いました。

ビオラの花がきれいに咲いていましたが撤去しました。

マリア幼稚園親子から「きれいに咲いているのに抜いてしまうの?」と淋しげに言われました。

「新たな苗がもうすぐ届くので・植え替えの時期になりました。」と返答しておきました。

新しい花壇の中には、石灰・鶏糞を少々とミミズがたくさんいる腐葉土をたっぷりと入れました。

朝顔のプランターはつるが伸びてきたので、海側の緑のカーテンネットがある場所に移動しました。

利用者と一緒に20分かけて移動しました。

人間関係は誠意を尽くしたつもりでも期待通りにいきませんが、植物は誠意を込めて手間をかけた分だけ必ず期待に応えてくれます。


水神様のお怒り!

2016年06月20日 06時14分31秒 | その他

室積の中でも東ノ庄地区は、眺望のよさと引き換えに、昔から土石流災害で悩まされています。

水神様があることは、以前のブログで紹介しました。

平成28年6月19日(日)早朝、3時間にわたるゲリラ豪雨のため土石流が発生しました。

平成21年7月以来です。

 あの時は、朝から昼間までゲリラ豪雨でした。

そのため、多賀神社横の観光道路も崩落し、そこからの土石流も流れてきました。

今回の土石流は、市道の側溝に土石流があまり見られず、6年前よりも小規模のようです。

今回も土石が排水桝からあふれています。

昼には、休日にもかかわらず土木河川課の方がきてくださいました。

感謝の一言m(_ _)m

U路溝も土砂で埋没して見えません

U路溝の設置もここまでです。

ここから上は昔からある自然水路になります。

私の幼少期には、このあたり一面はきれいな水田(棚田)でした。

昭和54年頃にも大雨で土石流が発生しました。

その時に竹の根が流れ、竹藪が形成され、現在繁殖して藪になっています。

ここで、この場所での土石流発生の歴史を辿ってみます。

平成5年7月17日発生

平成15年7月12日発生

平成21年7月21日発生

平成28年6月19日発生

梅雨時期に集中しています。

およそ10年のスパンで水神様がお怒りになるのでしょうか。

土石流がどこにいくのか、流れを辿ってみます。

土石流は当然低い方低い方へと流れていきます。

岩屋道とアネックスの入口の三叉路が一番低い場所になります。

ここに、かんぽの宿方面、岩屋方面、アネックス方面からの雨水が集中します。

近年、岩屋道にも新たな水脈が誕生しています。

こうした山から水・土石が、国道188号線に一気に流れ落ちます。

大雨の時は、この道が激流の川に変身するのです。

民家にも床下浸水が生じます。

その中に土石が混じっていると、大雨の中を向かう先はいつもこの場所です。

排水桝が土砂で一杯になり、用水桝もつまって排水路に水が流れなくなるのです。

土砂を除去して水の抜け口となる水路を確保することで、土砂が民家まで流れてしまうのを防ぐことができるのです。

下の民家の方が、早朝大雨時に土砂土石を除去しているのでグレーチング蓋が見えています。

今回のゲリラ豪雨は、我が家にも災難が発生しました。(>_<)

このあたりはモグラやカニがいるので、田んぼの水害が発生することは親から聞いていました。

今回の崩落は、地下水脈+もぐら+カニ+ゲリラ豪雨が重なったためでしょう。

大雨になると、夜でもカッパを身に付け、鍬をもって東ノ庄のこの場所まで水害予防(田んぼを守る)ために外出していた親の姿が思い出されます。

現在梅雨の真っ最中、今後も予断を許しません。