いわし つつじ園in室積

光市心身障害者福祉作業所「つつじ園」のブログです。利用者のつぶやき、作業所の活動内容を紹介しています。

山頭火むろづみを行く

2015年01月30日 11時59分24秒 | カレンダー

平成28年度偉人伝カレンダーは「山頭火 むろづみを行く」です。

【表紙の絵】

山頭火のカレンダーは、昨年の11月下旬からスタートしました。1月末現在の進捗状況は、表紙が終わり、1/2月の絵に入っています。

【1/2月の絵】

【下書き用の原画】

これは普賢祭りの帰りバスに乗車する風景です。たくさんの人の顔を描くので、予想以上に時間もかかり、根気のいる作業になりそうです。

【現在作成中のパソコン画面】

何とか2月20日(金)冠梅園の梅見と食事会までには完成する予定です。この日は指導員とのお別れ会です。午前が梅見散策、昼食はちどりだいにんぐでコース料理、午後は所内でカラオケをみんなで楽しむ予定です。


流し周りの修繕

2015年01月28日 15時15分28秒 | 海浜荘での生活

蛇口から水漏れが発生していたので、流し周りの床に敷かれている合板が朽ちてしまいました。端材を活用して床下を修繕しました。

2Fの倉庫部屋を織物・ものづくり工房にするために、不要品の整理整頓をして時に新しいマットを見つけました。これを活用することにしました。

本日光市水道センターの方に新しい蛇口に交換していただきました。すばやい対応していただいた市に感謝のひと言!

 

 


さるぼぼ

2015年01月26日 13時02分00秒 | 編物・手芸

教育実習も2週間目になりました。午前中はボランティアさんと先週からの続きの手芸を行いました。

今日はコサージュを制作しました。

先週からの続きのさるぼぼも完成しました。

さるぼぼとは、岐阜県飛騨地方で昔から作られている人形です。

飛騨地方では赤ちゃんのことを「ぼぼ」と言い、「さるぼぼ」は「猿の赤ん坊」という意味です。

災いが去る(猿)、家内円(猿)満になるなど、縁起の良い物とされ、お守りとしても使われています。

また、庭にある南天にぶら下げ、難を去る(猿)とことで、魔除けとしても使われるそうです。

出来上がった作品は窓際にある陳列棚に置きました。今年も何かよいことがあることを願っています。


作業所の2Fが織り・ものづくり工房に

2015年01月23日 15時10分30秒 | その他

作業所の2Fの倉庫部屋が織り・ものづくり工房らしくなってきました。これまで以上に織りの世界を広げ深めるために2月から定期的にボランテアの方に来ていただき、織物を教わる予定です。失礼のないようすみずみまで清掃、整理整頓をしました。

ものづくりができるスペースも作ってみました。ベランダの横なので外で出ての作業も可能です。

机上周辺に使用頻度が高い、ボール盤・丸鋸盤・コンプレッサー・各種工具を常設しました。

各種工具は一枚板に集約して使い勝手がよいようにしました。どこに工具があるのか迷わずにすぐに必要な工具を取り出せます。

他にもベルトサンダー、木工旋盤、グラインダー、ジグソーなども常備しています。とりあえず、ちょっとした修繕がすばやくでき、本格的なものづくりができるようになりました。

 


中原さんの短歌づくりの成果

2015年01月21日 16時02分36秒 | 利用者

利用者の中原さんは、電動車イスの生活であるが故の喜び・悲しみ・悔しさなどを短歌の世界に表出してみようということで現在短歌作りに取り組んでいます。取組の成果として、3編ほど紹介してみます。

【洋服の 袖も通せぬ 右腕に 罵声あびせる 「この役立たず」】

【一文字も 書けない我に パソコンの この世にあるは 最大の武器】

【俺だけが ガラスに写る 闇の中 悪魔の身体 正体見せろ】

健常者にとっては当たり前にできることが、身体障害者にとってはそうでないことがあります。例えば、起床の仕方一つ想像してみても、ベッドなのか畳の上なのか、どうやって起き上がるのか気になります。次に、顔を洗う場合にはどうやって洗うのか、誰かに洗ってもらうのか、そんな時にはどんな気持ちになるのか。服を着る場合も同様にどうするのか、自分の力でできるのか気になります。このようなケースを想像しながら、身体障害者の思いや願いにふれることは健常者にとっても何か新しい発見や教えられことがたくさんありそうです。3編の唄を詠みながらそんなことを考えました。