教育基本法ね

教育基本法をさまざまな角度から視る

「変えよう!日本の学校システム」

2006年06月12日 | 「変えよう!日本の学校システム」

ここ数年かけて書いていた

「変えよう!日本の学校システム ――教育に競争はいらない」 
 古山明男著 平凡社 1680円(税込)

が発売になりました。日本の教育がお役所仕事でがんじがらめになっていることと、そこから抜け出す道を書きました。教育基本法についても、多くを割いています。

 教育基本法」は、官庁が教育を指揮するために作られた法律ではない。まったくその逆であって、教育が、政治、宗教、官庁などから独立できる法的基盤を作ろうとしたのである。 (なんのための『教育基本法』) 

 本書を書いた最大の理由は、『教育基本法』改正案が出てきたことだった。教育問題はシステムの問題であるのに、お説教で解決しようとしているのがこの改正案である。教育をよくする道は、ほかにちゃんとあるのにと言いたくなった。 (「あとがき」より)  

読んでいただければ幸いです。

詳しくは「変えよう!日本の学校システム」


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8 コメント

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硬直的なシステムは破壊したほうがいい (匿名)
2006-06-13 08:03:19
日本の学校は北朝鮮と同じです。部活をやりたくない生徒を強制的に入れたり今でもあります。それを私はおかしいと思わない人が理解できません。こういうことなどがありますので外からの監視や自由に意見を言える場が絶対必要と思います。あと制服の強制もそうですが制服無かったら学校って成り立たないのではないでしょう。着る着ないなんてたいしたことではないのにそんなもんにこだわっている。本当に学校は生徒から嫌われて当然に思います。私もこんな学校だったら嫌な人もいるだろうと思います。しかし北朝鮮の体質はここでも発揮され学校に行かない生徒を連れ戻すために何でもしてくるのですが社会のルールというのをわかっていないことがあります。勝手に他人の家にきたり人に合う予約もとらずに勝手に来たりと。私の中学も部活動が強制でうんざりしていました。私が教育を変えるんなら部活動を廃止します。
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変えよう!日本の学校システム (清水信之・狛江市議)
2006-06-14 09:22:45
匿名さん!丸ごと共感ですよ。

本注文しました。政治からの独立ってビミョーですよね。読んでまた考えます。ますますご活躍を!
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同感です! (柴田敬三)
2006-06-27 09:27:21
ブログへコメントをいただき、ありがとうございました。

さっそく拝読し、感想(同感!)を私のブログにも書かせていただきました。一人でも多くの人が本書を手にしてくれることを願います。
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ドイツの学校に部活はない (古山明男)
2006-07-01 19:50:56
 匿名さん。同感です。

 ドイツなんか、学校は午前中だけで終わりです。部活に相当するものは、地域が担っています。

オランダも、フィンランドも、学校に部活がないことを確認しました。変わりに地域活動があります。

 日本は学校という中心に一本化されていますので、部活の人間関係に行き詰まると、逃げ場がなくなってしまいます。
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古山明男さんへ (匿名)
2006-07-02 07:19:45
その地域活動というのは強制参加なのですか自由参加なのですか参加しなくても構わないのですか教えてください。
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自由参加です (古山明男)
2006-07-02 07:55:45
 匿名さんへ。ドイツの地域活動は、自由参加です。スポーツ系、文科系など、いろんなクラブがあります。好きなときに入って、好きなときにやめられます。
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古山明男氏へ (匿名)
2006-07-02 09:00:37
参加しなくても何にも言われないのですか。例えば地域活動に参加せず家に帰って何にもしなくてもということですが。
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すばらしい! (4ランナー)
2006-07-04 16:20:06
仕事に行き詰まり、この本を買って勉強しておりましたが、私が感じていた教育の問題、社会問題が全て網羅されており、すばらしい本です。
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