ここ数年かけて書いていた
「変えよう!日本の学校システム ――教育に競争はいらない」
古山明男著 平凡社 1680円(税込)
が発売になりました。日本の教育がお役所仕事でがんじがらめになっていることと、そこから抜け出す道を書きました。教育基本法についても、多くを割いています。
教育基本法」は、官庁が教育を指揮するために作られた法律ではない。まったくその逆であって、教育が、政治、宗教、官庁などから独立できる法的基盤を作ろうとしたのである。 (なんのための『教育基本法』)
本書を書いた最大の理由は、『教育基本法』改正案が出てきたことだった。教育問題はシステムの問題であるのに、お説教で解決しようとしているのがこの改正案である。教育をよくする道は、ほかにちゃんとあるのにと言いたくなった。 (「あとがき」より)
読んでいただければ幸いです。
詳しくは「変えよう!日本の学校システム」
本注文しました。政治からの独立ってビミョーですよね。読んでまた考えます。ますますご活躍を!
さっそく拝読し、感想(同感!)を私のブログにも書かせていただきました。一人でも多くの人が本書を手にしてくれることを願います。
ドイツなんか、学校は午前中だけで終わりです。部活に相当するものは、地域が担っています。
オランダも、フィンランドも、学校に部活がないことを確認しました。変わりに地域活動があります。
日本は学校という中心に一本化されていますので、部活の人間関係に行き詰まると、逃げ場がなくなってしまいます。