010：線路

父と子でつないだ線路を走るトーマス　二周目すでに飽きられている


娘の次は、息子・・・という訳ではないけれど・・・
線路という題で、他に思いつかなかった。

人生を譬えようか・・・あるいは、
どう乗り換えても、あなたの町の駅にいけない
みたいな歌にしようか・・・と思ったけれど・・・もう、ひとつ切実な感じがしない（能力不足）。

で、息子のおもちゃ、ブラレール（機関車はトーマス）にすることにした。

ブラレールは、ときどき作る。
大人は、凝ったのを作りたがる・・・息子は、まだ、凝るまでは行かない・・・
繋げて、走れば、それでいいみたいだ・・・
ただし、自分で作りたがる。
こっちは、見ているだけというのはいやなので、息子と半分協力、半分敵対で、
つくることになる。
二人して、ああだことだとブラレールの獲り合いをして、
ちょっと、もう、どうでもいいかなという気がして来て、完成する。

完成して、やおら、トーマスをセットし、線路を周回しはじめる。
一周目は、まだ、鷹揚な気分だが、二周目からは、もう飽き始めている。
息子も、トーマスを走らせたまま、違うことに気をとられている（テレビを観たりしている）。

トーマスは、もっと走りたいだろうに・・・

スイッチに手が・・・


そのトーマスですが、前車輪が、欠損している。カーブで脱線することもある。
（息子の手にかかると何でも壊れてしまう。サングラス、何本も壊された・・・）

小遣い（僕の）で、新幹線でも買うかなあ～