Re:SALOON & VBA

雪ひとひら

音さえも眠ってしまったような夜に
暗闇の向こうから
ふうっと
ふうっと
白い六角形が舞い降りてくる

雪が舞っているのは
この街灯の下のここだけだ

スポットライトの中で
待ち構えて
掌で冷たい真実を捕まえる

心地よい刺激が
瞬間に渦巻いて
そうして
掌の中で消えていった

そんな物語を空想しながら
僕は珈琲のミルクを螺旋に掻きまわす
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