037:汗 －あと64日－

[11318] 037:汗 落合朱美 2005年04月06日 (水) 00時15分
その途中我に返りし背中にて男の汗をうけとめてゐる

[15650] 037:汗 近藤かすみ 2005年05月25日 (水) 22時33分
顔文字で照れて笑つて汗をかく世界がときどき馬鹿らしくなる

[15742] 037：汗 香乃 2005年05月27日 (金) 18時19分
稽古後の面をはずした童子らが六列正座す汗の黙祷


題詠マラソン2005より選
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歳をとって、体温調節機能が落ちてきたのかも知れない。
適性温度の幅が狭い。
26度が適温、28度以上は暑い、24度は寒い。

今日のような比較的涼しい日でも、日向にいると、
帽子の中、後頭部が汗びっしょり・・・

その癖、会社では寒くて、一人カーディガンを着ている。
電車も長く乗るなら弱冷車がよい。

職場の隣の席の巨漢同僚は、冷房中も一日、団扇が手離せない。
彼が着席、離籍で動くとき、薄っすらと汗の臭い。浜風。

いろんな人が、それぞれの最適温度をずらしながら、
平均値の温度で袖触れ合うっている都市生活。

自分の臭いは分からないものなぁ～
敢えて触れないショックアブソーバーに守られて生きている。

そんな夏も終わろうとしている。
これからは仕事で冷や汗をかかないように・・・