037:花びら

花びらのシャワーが眩し花嫁は約束された階段を行く


六月で大安、もちろん土曜か日曜、チャペルウェディング
これに、拘ったそうだ。
でも、この条件では来年まで、式場がおさえられないということで、
七月に妥協（入籍は分からないけれど・・・）。

品質までブランド、超一流で揃えようとする
そういう人生は、多分、周りからするとどうなんだろうと思うが・・・
質はともかく、形だけはつけていく
こういう拘りは、微笑ましくも思える。
ああ、新郎が一流でないと言っているのではないですよ・・・
好青年だし・・・誠実だし・・・非の付け処はないです。
絵に描いたような幸せな結婚式だった。

僕は、自分らしくということで、
世の中の規範にあえて従ってこなかったところがある。
つまづくところ、人の倍はつまづいてきた。

自分は歩かなかった（勿論、歩けなかった）道だけど・・・
ちょっと、羨ましい・・・