一点の「濁り」もないBlog “G”

北海道を離れ、新たな土地で再出発。それに伴いタイトルだけリニューアル。
ただ、看板は挿げ替えたが内容は相変わらず。

JALさん次々

2005-03-23 | monologue
【ふだん】
ふだん家でブラウザのホームはasahi.comにしているのだが、昨日は見るたびにJALさん関連の見出しがおもしろいように増えていった。以前JALさんのことをちょっと書いたが,昨日おこったことは私の記憶が確かなら「尻もち」(福島)と「翼破損」(徳島)と「パーツ離脱」(成田)だったと思う。昨今JALは国土交通省からお叱りを受けたりいろいろあって、世論的にも風当たりが強いかもしれないが、これらを先日の管制指示違反とか、強度不足の部品使用とか、緊急脱出装置不作動での飛行とか、そういうのと同列にしていいものなのだろうか。尻もちはどうも気流の関係らしいし,それも完全に機体が尻もちをつかないようにある装置が滑走路に触れたわけで、ある意味では装置がきちんと働くことの証明とも言えるんじゃないかと思う。だが管制指示違反とか、整備ミスとかそういうものは、あ、まずい、失敗した、とかいう類のものではなく,いくらでも多重にチェックする事が可能なことだろう。責められるべきは「いくらでもチェックする方法があるのに満足なチェックが行なわれないで起こったミス」であって、「多重の確認ができない状況でその場で偶発的に起こるミス」というのはある程度の確率で起きてしまうと思うし、そりゃないに越したことはないけれど「今回は無事でよかったね、もう今後ないようになんらかの対策を考えてね」というものでいいような気がする。もちろん人の命がかかっているものだからそんな軽いもんじゃないという人もいるかもしれないが、ヒステリックに責任問題を叫ぶだけでは何も変わっていかない。これは航空業界だけでなくいろんな場面で言える事だと思う。

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