一点の「濁り」もないBlog “G”

北海道を離れ、新たな土地で再出発。それに伴いタイトルだけリニューアル。
ただ、看板は挿げ替えたが内容は相変わらず。

「まともな人がいないところが大学」

2005-08-26 | news
【タイトルは】
エントリのタイトルは若いころ大学の実習助手をしていたウチの母がつねづね言っていたことであるが、これは極端な言い方ではあるけれどもなかなか的確な指摘でもある。特に大学に長く残る人というのは誤解を恐れずに言えば大きく分けて2つのパターンがある。「優秀で研究を続けていくために残る人」というのと「他に引き受けてがなかったため仕方なく残る人」というのだ。

【どちらも】
もちろん大学に残る理由はひとつだけではなくて、そこにはケースごとに違いがあるのは当たり前である。だが総じて言えることは「優秀な人」は頭のキレが「まともではない」し、逆に後者の場合は社会の中に入って仕事なり何なりをしていくなかで何らかの支障をきたす部分があるという意味で「まともではない」ので、結局大学に長く残っている人はどっちかの意味で「まともではない」のだ。だからこの「まともではない」という言葉にはいい意味でのことと悪い意味でのことが両方含まれている。

【例えばこのケース】
去年まで博士課程にいた、というこれだけ長い期間教育なりなんなりを受けてきた人間が、生活費に困ったからと言って自分の研究室に忍び込んで本盗んで売ろうなんて発想するだろうか。やっぱり「まともではない」。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050826k0000e040054000c.html

最新の画像もっと見る