たびのメモ

ちょっとした外出や旅行等々の記録(最近は神社仏閣ばかりですが…)

H25.11.19 横蔵寺

2013-11-26 23:59:13 | 
紅葉目当てで行った横蔵寺ですが、紅葉の名所として有名なだけでなく、22体の国の重要文化財や舎利仏(ミイラ)を安置している特徴的なお寺でもあります。
多数の文化財を有することから「美濃の正倉院」などとも呼ばれているらしいが、もっと分かりやすい呼び名は「ミイラ寺」。

横蔵寺
岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲神原1160
<山号> 両界山
<宗派> 天台宗
<本尊> 薬師如来
<札所> -


境内入り口。

この右側に駐車場があります。30台分位か?紅葉の時期は有料ですが、通常期は無料。

階段を上った先には朱に塗られた橋があり、


橋を渡った先を左へ。


階段を上った先には仁王門。


尚、仁王門手前の右側には本坊への門が。


仁王門の先。

右手のシートに覆われた所には三重塔・・・ですが、残念ながら保存修理中でした。

本堂。


本堂左脇を抜けて先へ進むと観音堂が建っています。


その手前には収蔵庫らしき建物も。

中は見れないようで、人が通らない為か手前の橋が綺麗に苔むしてました。

観音堂から更に左奥へ進むと再び階段が在り、そこを上った先に瑠璃堂と舎利堂が建っています。
尚、瑠璃殿・舎利堂は拝観料¥300(2ヶ所で)が必要。

まずは瑠璃殿へ。いわゆる宝物館です。

こちらには大日如来坐像や仁王尊率像、十二神将立像等の重要文化財に指定されている仏像が収められています。
中でも深沙大将立像は、他には高野山金剛峯寺や明通寺(福井)等、数える程しかない希少なものらしい。

続いて舎利堂へ。

こちらには舎利仏、いわゆるミイラが安置されています。
舎利仏は妙心法師という人物の遺体で、文化14年(1817年)37歳の時に断食して入定し、今の山梨県都留市の御正体山で即身成仏したと言われています。その後山梨県で保存されていましたが、明治23年(1890年)に本人の出身地の横蔵寺に移されたとの事。

御朱印は2枚で1セット。
 
瑠璃殿、舎利堂の受付で頂けます。書置きのみで、日付の記入も無しのもの。

舎利仏はかなり近寄って見ることができます。
あぐらを組んだ状態で手を合わせ、首を傾げたようなお姿で何とも言えない表情が今でも脳裏に・・・。