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旅猫旅日記

写真と文で綴る旅の風景

春の北信濃へ4 地獄谷の猿1

2007-07-08 | 長野
後楽館の対岸にある階段を登り、野猿公苑へと向かいます。
入口からすぐのところに、早くも一匹の猿が。なんだか一人たそがれているような奴でした(笑)それにしても、後ろを通っても、こちらをまったく気にしていない様子。慣れているのでしょうね。

春の北信濃へ3 地獄谷の噴泉

2007-06-28 | 長野
宿のすぐ脇の河原には、天然記念物「渋の地獄谷噴泉」が轟音を立てていました。噴泉というのは、間欠泉とは違い、絶えずガスと温泉を吹き上げているものだそうです。時折弱くなったりはしますが、確かにずっと吹き上がっていました。

春の北信濃へ2 地獄谷温泉へ

2007-06-27 | 長野
湯田中駅から路線バスに乗り、上林温泉入口で下車。桜が満開の温泉街を抜け、地獄谷温泉への遊歩道へ。静かな杉林の中を歩くこと40分。秘湯の雰囲気が漂う一軒宿の地獄谷温泉に到着。ここへ来たのは、地獄谷温泉の名物「温泉に浸かる猿」を見るためです。

春の北信濃へ1 ロマンスカーに出会う。

2007-06-26 | 長野
G.W.の前半、思い切って信州へ。目指したのは北信濃。
新幹線で長野駅まで行き、まずは飯山の菜の花畑を見に行こうと思ったのですが、列車に乗り込んだ途端に雨。やむなく予定を変更して、湯田中温泉を訪れることにした。長野電鉄の長野駅から普通列車で須坂へ。ここから、始発の特急「ゆけむり」号に乗車。この列車、写真を見ていただければ分かるように、小田急で活躍していたロマンスカーです。空いていたので、先頭の展望席に座れ、終点の湯田中まで、素晴らしい眺めを堪能しました。

上諏訪温泉への旅12

2006-07-26 | 長野
春宮での参拝を済ませ、境内の脇を流れる砥川の中州にある浮島神社を通り、畑の脇の小道を進むと、田んぼの中に突然、独特の姿をした石仏が現れます。「万治の石仏」です。丘状の自然石の上に仏頭を載せた奇妙な容姿をしています。
伝説によると、諏訪大社下社春宮の大鳥居を作る際、この自然石を石材にしようとノミを入れたところ、傷口から地が流れ出したので作業をやめたところ、石工の夢枕に良質の石材のある場所を知らせるお告げがあり、その後、阿弥陀如来を祭ったとことです。今でも、胴体部分にノミの跡が残っています。
名前の由来は、胴体に「万治三年十一月一日」と刻まれているから。ちなみに、この辺りの地籍は、下諏訪町字石仏と言います。

上諏訪温泉への旅11

2006-07-25 | 長野
旧中山道をのんびり歩いていくと、右手に諏訪大社下社春宮が見えてきます。先ほど見てきた秋宮と比べると、少し地味で質素な佇まい。観光客の姿も疎らです。
秋宮より1年早い安永九年(1780)に建てられたもので、神楽殿の後に拝殿と左右の片拝殿、その奥に御宝殿と続く建物の配置は秋宮と同じ。そっくりな両社ですが、境内の雰囲気などの違いにより、趣が異なるように感じるのは不思議なものです。

上諏訪温泉への旅10

2006-07-24 | 長野
T字路から先へ進むと、右側に本陣の跡が見えてきた。以前訪れたときに中を見ていたので、今回は、桔梗などの花々が咲く庭を見せていただくだけとした。
さらにしばらく歩くと、旧中山道は交通量の多い道と別れ、江戸時代の頃の街道筋の面影を少しだけ残す道となります。

上諏訪温泉への旅9

2006-07-23 | 長野
秋宮から、旧甲州街道沿いに進むと、中山道との合流点であるT字路に出ます。ここから先が、中山道の下諏訪宿であり、T字路のところが、甲州街道の終点だったところ。
今でも、江戸から続く旅館などが点在し、どことなしか風情があります。

上諏訪温泉への旅8

2006-07-22 | 長野
宿をチェックアウトした後、上諏訪駅まで歩き、タクシーで諏訪大社下社秋宮へと向かった。
諏訪大社は、諏訪湖の南北に上社と下社を2つずつ鎮座する変わった形式の神社で、信濃国一ノ宮。全国に1万以上もある諏訪神社の総社でもある。7年に一度行われる御柱大祭で有名。
下社秋宮は、中山道と甲州街道がぶつかる交通の要衝に鎮座しており、鳥居を潜ると、その先に大きな樹が見えてきます。これがご神木。境内には、大きな注連縄がシンボルの天保六年(1835)に建てられた神楽殿。その背後には、安永十年(1781)落成の二重楼門造りの拝殿があります。写真の建物は、拝殿です。