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旅猫旅日記

写真と文で綴る旅の風景

鬼平犯科帳 第1話「唖の十蔵」 清水門外の役宅

2006-05-24 | 鬼平犯科帳
鬼平犯科帳 第1巻 第1話「唖の十蔵」 新装版P.17

火付盗賊改方同心・小野十蔵が、浅草新鳥越四丁目にある光照寺(光照院)横手の小間物屋探索から、一旦戻ってきたのが、江戸城清水門外にある火付盗賊改方の役宅。実際には、火付盗賊改方長官の屋敷がそのまま役宅となるため、小説の設定を史実に当てはめると、小野十蔵の上役である与力・佐嶋忠介が組している旗本・堀帯刀の屋敷(現・千代田区猿楽町2丁目)が役宅となる。小説の設定では、写真正面の工事中の建物辺りに役宅があったことになる。江戸の頃、実際には、御馬預など幕府の御用屋敷があった。
(千代田区九段南1-2)

鬼平犯科帳 第1話「唖の十蔵」 光照寺

2006-04-14 | 鬼平犯科帳
鬼平犯科帳 第1巻 第1話「啞の十蔵」 新装版P.7

火付盗賊改方同心小野十蔵が、虚無僧姿で探索のために訪れたのが、この光照寺(正確には光照院)の横手の小間物屋。現在、寺の周囲はびっしりと住宅に囲まれてしまっていた。墓地が無ければ、ここがお寺とは思えないほどの佇まい。民家と言った感じの本堂(?)の前には、ローバーミニが停まっていた。
写真のように、墓地を囲む塀には仏画が描かれていた。
(台東区清川1-8-11)