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旅猫旅日記

写真と文で綴る旅の風景

2008年夏の青春18きっぷの旅・第2弾 信州どたばた旅6

2008-08-02 | 長野
さらに散策を続けていると、造り酒屋らしき建物が。
『源智の井戸』のところで声を掛けてきた地元のおじさんが話していたのがこの酒蔵のようだ。せっかくなので、ちょっと立ち寄ってみることにした。店番をしていたご主人らしき人に聞けば、創業は江戸時代の末で、以前は9本もの井戸が敷地内にあったそうです。今は、新しく掘った井戸を利用しているそうだ。松本市街地で酒を醸しているのは、ここ一軒だけになってしまったそうですが、昔は、造り酒屋や染物屋がいくつかあったそうです。湧き水が豊富な松本ですが、この造り酒屋はいまや貴重な存在と言ったところ。試飲もさせていただき、大吟醸が香りも豊かで美味しかった。お土産には、純米吟醸の生原酒を購入しました。

2008年夏の青春18きっぷの旅・第2弾 信州どたばた旅5

2008-08-02 | 長野
鐘楼のある寺に到着。妙勝寺という名でしたが、鐘楼自体は、元和5年(1619)に創建された念来寺というお寺のものだそうです。鐘楼が建てられたのは、宝永2年(1705)。しかし、明治の廃仏毀釈で鐘楼を残して廃寺に。しかも、江戸時代から時を知らせてきた梵鐘は、戦時中の金属供出で今は無く。。。
300年以上も松本の歴史を見つめてきた鐘楼ですからね。風格がありまよね。
松本市指定重要文化財。

2008年夏の青春18きっぷの旅・第2弾 信州どたばた旅2

2008-08-02 | 長野
小淵沢で長野行きに乗り換え、松本駅には15:17着。
とりあえず、駅前にある今宵の宿に荷物を置き、松本市内散策へ。松本は、すでに数回来たことがあるので、今回は『水』をテーマに歩いて見ます。松本は、北アルプスの麓に広がる扇状地で、市内のあちこちで湧き水が見られます。これはそのひとつ『源智の井戸』。宿から歩いて20分ほどのところにあり、地元の人たちが水を汲みに来ていました。飲ませていただくと、硬質のとても美味しい水でした。江戸時代に書かれた『善光寺道名所図会』にも、「当国第一の名水」と紹介されているそうです。当国とは、もちろん信濃国のこと。中世から、飲料や酒造用の水として利用されてきた歴史ある清水です。名の由来は、松本藩主小笠原秀政の家臣・河辺縫殿之助入道玄智(河辺与佐衛源智)に因むものらしい。

2008年夏の青春18きっぷの旅・第2弾 信州どたばた旅1

2008-08-02 | 長野
8月1日夜、東京発の夜行快速「ムーンライトながら」に乗るべく、高崎線の上り列車に乗車。伊吹山のお花畑を頭に描きつつ、列車に揺られていたら、突然の腹痛に襲われた。何とか我慢していたものの、大宮駅でダウン。しばらく休んだ後、家に戻ることにした。長い人生、旅の始まりでこんなことになるのは初めてだ。おかげで、「ムーンライトながら」には乗れなかった。。。
計画を立て直して就寝。気を取り直して、朝一で出発と思ったら、今度は目覚ましトラブルで、目が覚めたらもう日が高かった。急いで身支度を整え出発。中央線の高尾駅に着いたときには、すでに11時を過ぎていた。宿は松本に決まっていたので、この日は松本まで。11:20発の小淵沢行きに乗り、中央東線を西へと向かいます。写真は、高尾駅に停車中の小淵沢行き普通列車。

春の北信濃へ19 野沢菜発祥の地

2007-08-07 | 長野
健命寺は、天正12年(1584)の開山。本尊は伝聖徳太子作の薬師如来像。本殿前の薬師堂には、上杉謙信の陣中守り本尊であったという薬師瑠璃光如来が祀られています。
野沢菜発祥の地「野沢菜 原種ほ」は、庫裏の裏にありました。野沢菜は、宝暦6年(1756)、健命寺の八世住職晃天瑞大和尚が、京都遊学の折に手に入れた天王寺蕪の種子を持ち帰り、この地に植えられたものが変化したもの伝えられてていますが、実際にはまったく別なものだそうです。
この畑から、あの美味しい野沢菜が広まり、信州の特産となったと思うと感慨深いです。菜の花公園より標高が高いため、こちらはまだ咲き初めでした。

春の北信濃へ14 飯山・菜の花公園1

2007-08-01 | 長野
2日目は晴れ。今日こそ菜の花公園へ行こうと、長野駅から飯山線に乗車。列車の中は、弓道大会へ行くらしい学生で超満員。恐ろしいくらい賑やかでした(笑)。
飯山駅から路線バスに乗り、神戸入口バス停で下車。もう、バス停の前から一面の菜の花畑でした!

春の北信濃へ13 地元の食材を使ったパスタ

2007-07-21 | 長野
わざわざ戻ってきて、ビール一杯で帰るのももったいないので、メニューにあった「信州キノコとベーコンのクリームスパゲッティ」を注文。地元信州産のキノコと山菜がたっぷりと入ったパスタで、ホワイトクリームとの相性も良かったです。
この後、再びバスに乗って駅へと戻り、長野電鉄で長野駅へと帰りました。

春の北信濃へ12 志賀高原ビール

2007-07-21 | 長野
地獄谷温泉から上林温泉へと戻ったが、駅へ向かうバスが無い。仕方が無く、雨の中を歩いて湯田中駅へ。
途中で見つけた蔵元に立ち寄り、日本酒を試飲させてもらった。この蔵元では、地ビールも作っていて、隣には、その工場もあった。「志賀高原ビール」という名称で、飲めるところを聞くと、湯田中駅近くと上林温泉にあるとのこと。駅へ戻るところだったので、そこで呑もうと決めたのだが、行ってみると休み。諦めきれないので、なんと、先ほどまでいた上林温泉へバスへと戻り、レストランへ。
そこで頼んだのが、この「ポーター」。コクがあって、とても美味しいビールでした。わざわざ来た甲斐があった。

春の北信濃へ11 地獄谷温泉後楽館

2007-07-15 | 長野
野猿公苑を堪能した後、地獄谷温泉の後楽館へ。玄関先には、後楽館の人気者、犬のミッキーがいました。犬がちょっと苦手な旅猫ですが、おとなしそうなミッキーの脇を通り中へ。日帰り入浴をお願いすると、とても気持ちよく対応してくれた。
木造の狭い階段を下りていくと浴場です。木で出来た渋い湯船には、源泉が直接掛け流されている上、湯の花も漂っていて、これぞ本物と言った感じ。
外に露天風呂もありましたが、猿も入りにくると言うので遠慮しました(^^;