鬼平犯科帳 第1巻 第5話「老盗の夢」新装版P.195
玉やを抜け出した喜之助が、庄助ら三人に追いついたのが九段坂の上。三人は、九段坂を下り切って、ちょいと右に入ったところにある葭簀張りの居酒屋に入った。喜之助は、道を隔てた竹下主水正屋敷の塀ぎわにうずくまり様子を伺う。この後、居酒屋へ乗り込み、二人を刺殺後、茂太郎と相打ちになった。
九段坂は、今よりもずっと急な坂で、坂下には荷車を後押しする「立ん坊」が屯していた。居酒屋があった場所は、現在の昭和館のあたりと思われる。ここは、幕府の蕃所調所があった場所だが、濠側に今は無い道があった。居酒屋はそのあたりに出ていたものと想定したのだろう。ちなみに、竹下主水正屋敷の位置は、九段坂を挟んで反対側にあった水野監物の屋敷あたりと思われる。
写真は、九段坂を下から撮ったもの。左側にあるのが昭和館。右に見えている茶色のビルのあたりが、水野監物の屋敷跡。(2006-1-29撮影)
玉やを抜け出した喜之助が、庄助ら三人に追いついたのが九段坂の上。三人は、九段坂を下り切って、ちょいと右に入ったところにある葭簀張りの居酒屋に入った。喜之助は、道を隔てた竹下主水正屋敷の塀ぎわにうずくまり様子を伺う。この後、居酒屋へ乗り込み、二人を刺殺後、茂太郎と相打ちになった。
九段坂は、今よりもずっと急な坂で、坂下には荷車を後押しする「立ん坊」が屯していた。居酒屋があった場所は、現在の昭和館のあたりと思われる。ここは、幕府の蕃所調所があった場所だが、濠側に今は無い道があった。居酒屋はそのあたりに出ていたものと想定したのだろう。ちなみに、竹下主水正屋敷の位置は、九段坂を挟んで反対側にあった水野監物の屋敷あたりと思われる。
写真は、九段坂を下から撮ったもの。左側にあるのが昭和館。右に見えている茶色のビルのあたりが、水野監物の屋敷跡。(2006-1-29撮影)
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