ドル/スイスフランにおける16/17年弱気サイクル 週足
ドル/スイスフラン、ボトムで数える主要サイクルは16、17年サイクルとなり、現在95年安値を起点とするサイクルは2002年にてトップアウトし、サイクルの法則通りなら、次の安値は2011年後半にて出現。よって、目下のドル高は続かず、2010/2011の安値に向け、来年からベアトレンドへ復帰しよう。ドル高を過大評価すべきではない。
ーーー「FX・トレンドの真実」11月24日号より
ドル/スイスフランという通貨ペアは近年、ドルインデックスの値動きと「視覚的」な高い相関性を示してきた。ドルインデックスのチャートを見られない場合、代わりにドル/スイスフランのチャートを見ても大した支障が出ないほどだ。この故、ドル/スイスフランのサイクルもドルインデックスのサイクルに極めて近いから、ドル全体の行方の把握に役に立つ。
ドルインデックスにおけるスイスフランの割合は、構成する6つの通貨のうち、最下位の3.6%しか占めていないにもかかわらず、ドル/スイスフランとドルインデックスの高い相関性に首をかしげる方が沢山いるだろう。このナゾを解けるカギはユーロである。
ドル/スイスフランは一応メジャー通貨ペアであるが、その取引の大半は直接よりも、ユーロ/スイスフランとユーロ/ドルの同時取引によって行われている。つまり、ドル/スイスフラン自身が「クロス通貨ペア」になりつつあるというのが現状だ。だから、スイスフランの価値はほぼユーロの動向に左右され、ユーロはドルインデックスにおける57.5%のシェアを考えると、ユーロの分身として当然「Anti-Dollar]の役割を果たすようになっている。
視覚的にはユーロ/ドルと正反対なので、ドル/スイスフランはチャート上ドルの高安を縦軸として表しているので、ドル/インデックスのチャートと高い「視覚上」の相関性をもたらしたである。
話がやや長くなったが、要するに前記ドル/スイスフランのサイクルが正しければ、目下のドル高はおのず限界があり、2002年から始まったドル安トレンドがまだ終わっていないということである。
ドル/スイスフラン、ボトムで数える主要サイクルは16、17年サイクルとなり、現在95年安値を起点とするサイクルは2002年にてトップアウトし、サイクルの法則通りなら、次の安値は2011年後半にて出現。よって、目下のドル高は続かず、2010/2011の安値に向け、来年からベアトレンドへ復帰しよう。ドル高を過大評価すべきではない。
ーーー「FX・トレンドの真実」11月24日号より
ドル/スイスフランという通貨ペアは近年、ドルインデックスの値動きと「視覚的」な高い相関性を示してきた。ドルインデックスのチャートを見られない場合、代わりにドル/スイスフランのチャートを見ても大した支障が出ないほどだ。この故、ドル/スイスフランのサイクルもドルインデックスのサイクルに極めて近いから、ドル全体の行方の把握に役に立つ。
ドルインデックスにおけるスイスフランの割合は、構成する6つの通貨のうち、最下位の3.6%しか占めていないにもかかわらず、ドル/スイスフランとドルインデックスの高い相関性に首をかしげる方が沢山いるだろう。このナゾを解けるカギはユーロである。
ドル/スイスフランは一応メジャー通貨ペアであるが、その取引の大半は直接よりも、ユーロ/スイスフランとユーロ/ドルの同時取引によって行われている。つまり、ドル/スイスフラン自身が「クロス通貨ペア」になりつつあるというのが現状だ。だから、スイスフランの価値はほぼユーロの動向に左右され、ユーロはドルインデックスにおける57.5%のシェアを考えると、ユーロの分身として当然「Anti-Dollar]の役割を果たすようになっている。
視覚的にはユーロ/ドルと正反対なので、ドル/スイスフランはチャート上ドルの高安を縦軸として表しているので、ドル/インデックスのチャートと高い「視覚上」の相関性をもたらしたである。
話がやや長くなったが、要するに前記ドル/スイスフランのサイクルが正しければ、目下のドル高はおのず限界があり、2002年から始まったドル安トレンドがまだ終わっていないということである。