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Fly to the BLUE

2006.7.13 更新終了

福岡着!

2005-03-03 | 
もう9時か…。
待ち時間、駅の閉まりかけのパン屋でサンドイッチを買う。

21:07 下関発

関門海峡。
暗いので分からない。
とりあえずさっきのサンドイッチ。

21:13 門司着
21:16 門司発 鹿児島本線

途中で下車し快速を待って乗り換えてみたが、結果的に遅かった。

23:05 博多着

着いたー!!!
00:11横浜発-23:05博多着だから、途中下車を無視すると、22時間54分の移動ということになる。
丸一日かけての移動だな。

さて、まずは寝床を確保せねばならない。
この旅では、マンガ喫茶を活用するつもり。
一晩(6時間くらいが多い)1000円程度で、足が伸ばせるかどうかの小さい個室のチェアで眠れる。
博多駅の周りはビル街なのでマンガ喫茶はなかった。

どこにありそうか考える。
深夜のマンガ喫茶は終電で帰れなくなった人が利用しやすい。
ということは、繁華街にあるはず。
中州か!?
地下鉄で中州川端駅に行くと、推理どおりであった。
何件かマンガ喫茶を発見。
これで一安心。

小雨が降ってきたが、気にしない。
歩き回って川沿いに屋台が並んでいるのも発見。
ラーメンと大根と牛スジ。
(ビールはケチった。まだまだお子様だね)

日付が変わって、マンガ喫茶へ。
マッサージチェアをつけっぱなしにして、翌日の計画を立ててから眠る。

鉄道飽きたかも

2005-03-03 | 
5時間半の大移動。
福山から広島、岩国、徳山、新山口、下関と進む。
広島、岩国付近は通勤客で車両が賑わうが、それ以外ではがらんとしていた。
山口県に入ってしばらくすると、日も暮れてしまう。
もう景色は見えない。
小説も読み疲れてしまったので、何もせずぼーっとしていた。
山口県は長い。
特に大きい都市もないので、外は相変わらず暗闇。
暇だ…。
福岡で何するか考えたり、少し眠ったりするが、全然下関に着かない。
他の乗客も全然いない
鉄道飽きたかも。
これが一人旅の辛いところ。
連れがいれば、話したりして少しは時間潰せるんだろうけどねえ。

20:48 下関着

姫路といえば…

2005-03-03 | 
うとうとしながら小説を読んで時間を潰す。
京都ー大阪は約1時間。近いね。

13:06 姫路着 快速

鉄道の旅は時刻表が必須となる。
この機会で初めて時刻表に触れたが、コツをつかめば意外に簡単に読める。
岡山14:14発の電車に乗りたいのだが、このままでは間に合わない。
駅員に方法を聞くと、新幹線しか手はないようだ。
姫路から岡山まで新幹線で飛ばして遅れを取り戻す。
予定外の出費だが仕方があるまい。
少し時間があるので昼飯。

姫路の観光案内所でいろいろ聞く。
姫路と言えば姫路城とアナゴだそうだ。
教えてもらった地下街の寿司屋でアナゴを食べた。
駅に戻る時、駅からまっすぐ伸びた道路の先にある姫路城が見えた。

岡山までの3000円の新幹線の切符を買っていると、隣の券売機でおばさんがなにやら一人でわめいている。
「どーやって、この切符買うねん?」
独り言のように言っているが、これは僕に聞きたいのだろう。
こちとら、新幹線の時間がかなり差し迫ってるんだけど…。
教えてる暇ないよな。
一瞬の迷い。
「ここを押して、こーですよ」
教えてあげた。
時間にして20秒くらいか。
「どーも、ありがとう」
と、おばさんのお礼を聞くやいなや、僕は全速力で走りだした。
新幹線のホーム、意外に遠いの罠。
ホームへの階段を登りきった瞬間、新幹線の扉は閉まった。

結局、岡山までから福山まで新幹線で行かないといけなくなってしまった。
3000円の出費が5000円に。
はぁ…。
あほらし。
(旅の初心者はすぐにヘコみがちである)


14:01 姫路発 新幹線

何はともあれ、新幹線なんて高級な乗り物はかなり久しぶり。
自費で乗ったのなんて初めてだよ。
改めてその速さに驚く。

15:00 福山着

電車待ちの間に、少し駅前を見る。
駅の目の前が福山城でびっくり。
駅の案内所で見所を聞く。
「やっぱり、福山城ですね」
他には?
「それくらいしかないです…」
気まずい感じでパンフをもらっておいた。

15:18 福山発

草津といえば…

2005-03-03 | 
8:28 草津着

というわけで、琵琶湖を見るべく、草津で降りました。
草津といえば…、はい、温泉ですね!
(当時はまだ地理に疎かったので、間違いに気づかず降りました。
 草津温泉は群馬県ですね…)
少し散歩しつつ、温泉がないことに気づき、駅前のロッテリアで朝飯。
それでも、せっかく降りたので、琵琶湖を見たい。
近くの川を散歩した時に「琵琶湖まで5キロ」の立て札があった。
そして、駅で自転車が借りられる!
チャリ貸し出し所でチャリを借りる時、ついでにおっさんに草津の見所を聞いた。
「ない」

川沿いにチャリを延々とこぐ。
スノボ明けだぜ!
妙にテンションが高い。
田畑しかないもんだから、大声で歌っちゃたり、
農作業している人に気づいて小声になったり。

20分ほどで琵琶湖に着いた。
でかーい!なんにもねー!
駅で買っといた缶コーヒーを飲んで、写真を撮って。
再び20分ほどチャリこいで草津駅に到着。
始発駅から快速に乗って、座席を確保したいので、3駅戻って野洲駅へ。

11:05 野洲発 快速

予定より2時間遅れた!

ムーンライトながら

2005-03-03 | 
ムーンライトながらは東海道本線を走る。
もう日付は変わっているし、スノボの疲れもあるのですぐ寝よう。
席は思ったよりも広めだった。
よく揺れる。
筋肉痛のためうまく眠れない。

6:53 大垣着

岐阜の少し先、大垣が「ながら」の終点。
最初の乗りかえ。

7:00 大垣発 

座れて一安心。席に余裕はある。
のどかな風景が続き、通勤通学の人たちが乗ってくる。
琵琶湖の南を走っているはずだが、ちっとも琵琶湖が見えない。
どこかで降りて、琵琶湖を見ながら朝飯と行きたいところ。

青春18きっぷ

2005-03-03 | 
この旅は、僕にとって初めての青春18きっぷを使った旅であり、初めて一人旅のおもしろさに気づいた旅である。
その意味で、後々の僕の人生に大きな影響を与えている。
特に、青春18きっぷのご利益が大きい。

青春18きっぷについて詳しく説明しよう。
この切符は、5回分の1日乗車券だと考えてくれれば間違いない。
その5回は複数名で使っても構わない。
例えば、2名で一泊二日で横浜から日光に行って帰ることが、青春18きっぷ1枚分で可能である。この場合4回分を使ったことになる。さらに残り1回分を使って、日帰り千葉の旅などができる。
これで、11500円と格安なのだ。
一回当たり2300円となる。
JRの全線の普通車や快速には乗り放題だが、特急、急行には乗れない。
ただし、ムーンライト系の夜行列車には、指定席券を購入すれば乗ることが出来る。(ちなみに指定席は通常510円、閑散期310円)
お盆や年末年始はなかなか指定席が取りにくいようです。
指定席の取り方のコツは他で調べていただきたい。
あと、この切符は「青春18きっぷ」といっても、年齢制限はありません。
よく、誤解している人がいますので。

こんなところですかね。
今日の行程でどれだけお得かというと…
横浜-博多間の普通車での料金は13280円となる。
これが2300円で済むのだから、1日で1万円以上お得なのだ!
すごいぜ!すごすぎるぜ!青春18きっぷ!