春風ツアー

とある大学生がふわっと情報発信

アンチではありません

2005-10-23 00:35:14 | 映画のこと

 

テレビでやっていた『踊る2』観ました。

はっきり言います。

 

つまらん。

 

青島刑事は大学の先輩だし、フジテレビに行ったときには真下警視のバッジ(添付写真)まで撮ってしまうくらいに踊るは好きだったので残念。(そんなに好きなら、なぜ映画館で観なかったとか聞かないでください

盲目的に踊る好きの方は知りませんが、普通に観た人なら、おいおいと思ったんじゃないでしょうか。

"SATの車がハマー"くらいなら目をつぶりますが、全体的にあまりにも大げさになりすぎていてリアリティーがありませんでした。

レインボーブリッジを封鎖するなんて大掛かりなこと言っている割には、事件の規模が小さすぎて素人目にも疑問を感じてしまいます。

ストーリーもごちゃごちゃしていて、いったい何が言いたいのか伝わってきません。

映画なのだから気合の入ったものになるのは分かりますが、もう少しシンプルな方がよかったのかもしれませんね。

 

素人が偉そうに映画批判する記事なんて、イタイですよねー。

すんまそん(古っ!)

 


蝉しぐれ、どーよー?

2005-10-03 00:07:32 | 映画のこと
一青窈の『かざぐるま』、すごくよかった。

「待つことも恋でした」っていうところが昔っぽくていいです。

『蝉しぐれ』の主題歌になっているこの曲ですが、映画の方はどうなんでしょうか。


藤沢周平原作、山田洋次監督で『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』が映画化されましたよね。

『たそがれ~』は時代劇のキャリアが長い真田広之主演だったので太刀捌きも迫力があり、ストーリーの良さと宮沢りえの好演も相俟って、私の中では邦画のトップ5くらいにはいるくらいおもしろかったです。
下級武士が主人公ということもあり、上映当時は薄幸のサラリーマンたちからの共感を得ていたということですが、自分もこの年にしてそういった気持ちが理解できてしまうのはいったいどういいうことでしょうか。

『隠し剣~』の方は映画の前に原作の『雪明かり』を読んでいたんですが、これはいい話でした。
しかし映画の方では、後半に進むにしたがって微妙になっていきました。
永瀬正敏と松たか子の演技には文句なんてないのですが、ストーリーがね…ちょっと惜しいかな。

今回の『蝉しぐれ』は山田監督ではなく黒土三男がメガホンをとりました。
どんなもんだか気になります。


1日に公開されましたが残念なことに、私には映画観ているような暇とお金がありません┐('~`;)┌
嫌になっちゃうよ。

チャーリーとチョコレート工場

2005-09-25 01:13:43 | 映画のこと
「ティム・バートンが嫌いだ!」という人以外なら誰にでも楽しめると思います。
あまり頭を使わなくてもいいようにできている映画とも言えるのかもしれません。

ただ、細かいところにおもしろさが隠れていて、むしろそこが見所なのでしょう。
私の中ではかなり良いところを突いてきた作品でした。

ウンパ・ルンパが妙にツボにきたんですが、なんでしょうかあの感じは。歌と踊りもかっこよかったです。
テレビにお菓子を転送するシーンでは、チョコレートがモノリスになっていたり、テレビ画面の中には類人猿までしっかりいたりして、『2001年宇宙の旅』を観たことある人ならかなり笑えたはず。

チャーリー役のフレディー・ハイモアは『ネバーランド』でもジョニー・デップと競演していましたが、実力を認められているだけあって、すばらしい演技だったと思います。
ジョニー・デップは言わずもがな。

アル・パチーノ(警官縛り)

2005-09-20 20:47:32 | 映画のこと
アル・パチーノって警官役がはまっているような気がします。
私が思い付く限り、『セルピコ』・『ヒート』・『インソムニア』の三つの作品で警官を演じていますが、三作品ともかなりおもしろいです

『セルピコ』では賄賂や汚職が横行しているニューヨーク市警の麻薬課の刑事、セルピコを演じています。
腐敗した組織の中でもセルピコは強い使命感で正義を貫きます。まさに一匹狼。セルピコは実在したらしいから驚きです。
若いアル・パチーノも格好よろしい!

『ヒート』ではロサンゼルスのマフィアと闘う敏腕刑事を演じています。そのマフィアのボスがデ・ニーロなのだから、もう文句なしです。市街地での10分間以上に及ぶ銃撃戦は、もう大変なことになっています。
『セルピコ』同様、アル・パチーノ扮する刑事は実在した潜入捜査官がモデルとなったらしいです。

『インソムニア』では白夜のアラスカで起こった殺人事件を捜査する切れ者の刑事を演じています。タイトル通り、寝不足のアル・パチーノを見ることができますよ。
ストーリー構成もなかなかよくできていて、かっちりとした作品でした。


亡国のイージス

2005-08-09 00:16:02 | 映画のこと
一週間前くらいに観てきた『亡国のイージス』のことを書き忘れてました。

映画を観る前に小説の方を読んでいたので、まずはそちらの感想を書いときます。

福井晴敏の小説はこの作品しか読んでいませんが、かなりアクション映画好きな作者なんだなと分かります。
まるで、もともとあった映画をノベライズしたような作品です。
たぶん『ザ・ロック』とかは確実に参考にしていると思います。
読んでいると、いろんな映画の場面が浮かんできますが、だからといって能も無くパクっているという感じはありません。
海自のことも詳しく書かれていたので、なかなかおもしろかったです。

映画の方も期待を裏切らず、かなり得点の高い作品でした。
日本のアクション映画はとかくしょぼいイメージがありますが、この映画は自衛隊の全面協力を受けているということで、すごい迫力でした。
ただ、ちょっと話をはしょりすぎているような気もします。
初めて観た人にはちょっとわかりにくい部分があるような…。
まぁストーリーの展開上、このくらいのスピード感があるべきなのかもしれません。

平日に観にいったのですが、それにしてもお年寄りが多かったです。
若者からお年寄りまで楽しめる映画ということなのでしょうか

公務員の青春

2005-06-26 00:37:36 | 映画のこと
テレビで『海猿』がやっていた。

コミックの方は読んだけれども映画の方は観てなかったのでちょっと期待していた。
感想としては、前半は「ウォーターボーイズですか?」って感じだった。
後半は感動できそうなところもありつつ、なんだかなぁー(あとうかい)。
私の無いセンスから判断しても、ちょっと残念な映画だった。

映画の内容は抜きにして、海上保安官っていう題材はとてもいいと思う。
勝手な趣味かもしれないが、公務員の人たちの青春を描くってのはおもしろいような気がする。

消防官が主人公ってのはけっこうあるが、現場の制服警官が主人公ってのはあんまりない。
危険な職業なので、映画としても山場も作りやすそうだし、警官のラブストーリーとかは新鮮なんじゃないだろうか。
自衛隊なんかも集団生活や厳しい訓練など青春映画の要素が盛りだくさんだ。
浅田次郎の『歩兵の本領』なんかは自衛官の青春がメインの作品で、なかなかよかった。
『愛と青春の旅だち』みたいに格好良くはできそうもないが、ぜひとも映画化してほしい。

『海猿』のコミックの後半では話が広がりすぎて収拾がつかなくなっていたけど、ドラマ版では大丈夫だろうか。
映画版はいろんな意味で観ていて苦しかったが(うまい!)、ドラマ版はぜひともチェックさせてもらおうと思う。