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マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

写真の整理と処分

2019-06-07 | 終活(モノの整理、心の整理、社会的整理)
デジタルの思い出については、自分なりの管理と、最後の処分の目途が立ってきたところです。
ところで、デジタルにシフトするまで、毎年のように増えてきたフィルム写真は、どうやって管理、処分したらいいのでしょう?

フィルム写真というのは、自分だけではなく親族や友達が写っているモノも所有しているので、処分するにもなかなかの覚悟が必要な気がします。
処分してしまえば、どうってことないかもしれません。しかし、祖父母の若い頃や両親の子供の頃の写真って、もしかしたらすごく貴重な景色が写ってるかも?と考えると、サクッと処分できません。 

いまだに、管理と処分に迷っているフィルム写真。これまで試したことと、これからどうしていきたいかを、今回はお話します。

 昔のアルバム 
私の父は、カメラ好きでした。おかげで、自分の家族の写真、親戚の写真、職場の写真と、大量に残っています。それらは、アルバムに整理されていたモノもあれば、箱の中にざっくりと仕舞ってあるモノもありました。
ある日、私自身のフィルム写真を整理しているとき、アルバムの存在が非常に邪魔に感じました。重たいし、嵩張るし、面倒くさいのでタンスや押し入れからわざわざ出して見ない。しかも、遠目に写していて、誰が写ってるのか本人以外わからない写真と、よくわからない風景写真がいくつもあります(笑) 
これ要らないな、と思った瞬間から、顔が判別しにくいモノ、なぜ写したのか?どこを写したのか?がわからない風景写真は、全部捨てました。 そして、残りの写真は全部アルバムから剥がして、箱の中に。
一部の写真は、スキャンしてデジタル保存していますが、途中で面倒くさくなってやめました。
現在は、シューズケースぐらいの大きさの箱4つ分ぐらいに、写真は収まっています。

 卒業アルバム 
卒業アルバムって、自分が写ってるページは、クラス写真と集合写真だけだったりします。少なくとも、私はそうでした(笑)
高いお金出して購入してるし、卒業アルバムって持っておかなくてはいけないモノだと、ずっと思い込んでました。 
しかし、自分が写っていないページを見ても、何も懐かしくないし、楽しくもないことに気が付いてしまい、自分のページだけ切り離して、他は捨てることに。
せっかくの青春の思い出、後悔するかもしれないな...と一瞬思いましたが、まったく後悔せず。本当に、心の底から邪魔だったんだと思います。捨てた後は、スッキリしましたから(苦笑)
その後、切り離したページも何年も見返さなかったので、思い切って捨てました。卒業アルバムは、同級生の誰かが持っているだろうし、自分だけが所有している貴重な写真というわけではないですから。 
ただ、大学の卒業写真だけは残しています。大学が好きだったんですよね。それだけの理由で残しています(笑)

保存方法に迷う
 一番良い方法は、一枚一枚が触れないように、間に紙か何かをはさんで重ね、金属製の缶に密封するようにしたらいいそうです。そうすることで、虫やカビの発生を防ぎ、紫外線等による日焼けも防げるとか... アルバムも、透明フィルムがぴちっと被せられる、ちょっとお高いアルバムだと、同じような効果があると聞いたことがあります。 
どちらの方法も聞いただけなので、本当にそんな効果があるかどうかは、検証していませんが... 現在は、人物ごとに分けて、クリアフィルム封筒に一枚一枚入れて、立てて紙製の箱に保管しています。
しかし、最終的には思い切って全部捨てるつもりです。その時に、サクッと捨てられるように保管しておきたいんですが、なかなか良い保管方法が思いつかないです。

フィルムはどうするか?
今のところ、フィルム専用のポケットファイルがあるので、それに入れて保管しています。しかし、どう考えても、この先現像に出したりしないなあ...という思いが過ぎります。おそらく、数年したら捨ててしまうでしょうね。
これも、写真と一緒にわかる場所に保管しておきます。

遺影候補以外は捨てる予定
いつかは、フィルム写真は全部捨てるつもりです。遺影候補の写真以外は。
私は独身で、パートナーも子どももいません。写真が残っていたところで、誰かがそれを見ても、何も感じないでしょう。
私がこの世を去った時、写真を見ても心動かない誰かに、私や家族の写真を処分させるのは、なんだか気の毒に思いますし、知らない誰かに捨てられることを考えると、ちょっと嫌かな。
大事な写真もあるにはあるけれど、だからこそ自分で始末したい。そう思います。
ただ、遺影っていつ撮影しとけばいいのでしょう?これは、結構難しい問題ですよ(笑)


モノを処分していく過程で、フィルム写真とデジタル写真の整理は、非常に手間と時間がかかると実感しています。何しろ、見ると感情が思い切り洩れてしまうアイテムなので...
整理は大方済んでいますが、保管している箱を移動させたりするときに、思い出や懐かしさよりも、イラッとする感情が勝ったら、その時が捨て時かもしれないと思っています。
それがいつなのか?明日かもしれないし、10年後か20年後かもしれませんが、なるべく早く決心できる日を迎えたいです。