野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

先史時代から薬草として知られていたという「セイヨウノコギリソウ」

2020年07月04日 07時30分24秒 | 

先史時代から薬草として知られていたという「セイヨウノコギリソウ」。学名のAchillea millefoliumの属名は、アキレウスが仲間の戦士の傷を治療するのに使ったということからきている。millefoliumは葉がノコギリのように細かなギザギザがあるためという。日本には明治20年頃に到来。今では野生化している。

(2020-06 東京都 神代植物公園) 

「セイヨウノコギリソウ」

セイヨウノコギリソウ(西洋鋸草)
多年草
ヨーロッパ原産で高さ0.3〜1m。観賞用に栽培されていたものが各地に野生化している。茎の中部の葉は長さ6〜9cmの長楕円形〜線状楕円形で、2〜3回羽状に深裂し、裂片は線形。上部の枝先に白色または淡紅色を帯びた小さな頭花が多数集まってつく。頭花は直径3〜5mm。ふちに雌花の舌状花がふつう5個並び、中心部に両性の筒状花がある。花床には膜質の鱗片がある。花のあと花床はふくれて円錐形になる。花期は7〜8月。(野に咲く花)
学名は、Achillea millefolium
キク科ノコギリソウ属
ノコギリソウは葉が羽状に深裂し鋸歯があるのみで、2〜3回羽状にはならない。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。