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野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

白い魅力的な花を咲かせるセンニンソウ

2019年10月03日 07時30分08秒 | 

近くのザクロの木に突然白い花が咲いているように見えて驚いたのだが、近寄ってみるとセンニンソウだった。蔓性のこの植物はいたるところで別の木にからみついて、白い魅力的な花を咲かせる。雌しべが8個くらい、雄しべは多数と、惜し気がない。先が少しつんととんがった蕾もかわいい。

(2019-09 川崎市 道端) 

 

 

センニンソウ(仙人草)
常緑つる性半低木
北海道(南部)-九州の山野の道端に普通。茎は円柱形で肋があり、初めは短毛があって後無毛となる。葉は長柄があり、奇数羽状複葉。小葉は3-7、卵形または卵円形、鈍頭、微凸端、基部は円形または浅心形、全縁、まれに大きく切れ込み、両面毛を散生し後無毛となり、質はやや厚くて乾いても暗緑色、長さ3-7cm。小葉柄で物にまといつく。葉腋から円錐花序をだす。花は多数、上を向いて平開する。萼片は4、倒披針形、円頭から鋭尖頭、白色、長さ10-25mm、ふちに白毛を密布。雄ずいは多数、花糸は長さ7-9mm、無毛、葯は長さ3mm。そう果は多数、卵形、長さ7-8mm、扁平で厚いふちがつき、寝た毛がある。花柱は長さ3cm、羽毛状。花期は8-9月。(原色日本植物図鑑)
学名は、Clematis terniflora
キンポウゲ科センニンソウ属
よく似たボタンヅルは葉が3出複葉、雄しべが萼片と同長。蕾の先が丸い。そう果は紡錘形で短毛が密生する。



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