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いかにも高原らしい雰囲気を醸し出すニッコウキスゲ(箱根シリーズ 011)

2020年06月17日 09時09分31秒 | 

日光に多いことで知られるニッコウキスゲ。いかにも高原らしい雰囲気を醸し出す花だ。装飾性のあまりないすっきりした花なので禅寺の庭に好んで植えられるのか、禅庭花(ゼンテイカ)とも呼ばれる。

(2020-06 神奈川県 箱根) 

ニッコウキスゲ [日光黄萓]
花の色 黄 、 オレンジ
開花時期 6月 、 7月 、 8月
誕生花2 月 25日花言葉晴れた日の喜び
花の特徴 花はラッパ状に開き、直径7センチくらいである。 花びら(花被片)は6枚あり、黄橙色をしている。 朝開いて夕方にはしぼむ一日花である。
葉の特徴 根際から生える葉は線形である。
実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
この花について 属名の Hemerocallis はギリシャ語の「hemera(一日)+callos(美)」からきている。この属の植物の花は一日でしぼむことから名づけられた。 種小名の middendorffii はロシアの植物学者「ミッデンドルフさんの」という意味である。 変種名の esculenta は「食用になる」という意味である。 日光に多いのでこの名がある。 漢字では「日光黄菅」とも書く。 別名を禅庭花(ゼンテイカ)と言う。 近縁種の黄萓(キスゲ)は夕方から咲き始めて翌日の朝にしぼみ、夕萓(ユウスゲ)とも呼ばれる。 園芸種のヘメロカリスは黄萓(キスゲ)が欧米で品種改良されたものである。 属名のワスレグサは「忘れ草」で、この名は万葉集にも登場する。

生育地 山地の草原
植物のタイプ 多年草
大きさ・高さ 40~80センチ
分布 北海道から本州の中部地方にかけて分布。 海外では、朝鮮半島、中国、シベリアにも分布。
名前の読み にっこうきすげ
分類 ユリ科 ワスレグサ属
学名 Hemerocallis middendorffii var. esculenta



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