野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

雪国で春を告げる花クロッカス(20-045)

2020年04月22日 07時08分53秒 | 

雪国では雪が溶け始めると、まだ雪が残る地面に最初に芽吹いて花を咲かせる。雪国では春を告げる最初の花である。雌蕊がスパイスとして珍重されるサフランも、クロッカスの一種だ。

(2020-02 川崎市 花壇) 

 

 

クロッカスとは
クロッカスが早春の日を受けて一斉に花開く様子は、まばゆいばかりで、春の訪れを感じさせてくれます。小さいながらも存在感があり、霜や凍結にも負けずに元気に咲くキュートな花は親しみもあり、古くから栽培されてきました。小型の球根草花なので、ちょっとしたスペースで手軽に花が楽しめ、ヒアシンス同様、水栽培も容易です。また、芝生の中に三々五々と植えると、いかにも自然な雰囲気を醸し出すことができます。原種は80種ほどあり、園芸品種も多数育成されています。最も古くから栽培されているのがサフラン(Crocus sativus)で、紀元前から薬用・料理用に利用されてきました。花壇植えなど観賞用では、クロッカスの代表格ともいえる早咲きの‘ラージ・イエロー’や‘イエロー・マンモス’、そしてそのあとに続くように咲くベルナス種(C.vernus)の紫や白の品種が一般的です。2月に咲く寒咲き系には、C・シーベリーやC・クリサンサスなどの小型種があり、品種も多く花色のバラエティに富んでいます。

基本データ

園芸分類 球根
形態 多年草 原産地 地中海沿岸地方、小アジア
草丈/樹高 5~10cm 開花期 2月~4月、秋咲き種は10月中旬~11月中旬
花色 黄,白,紫,複色 栽培難易度(1~5) 
耐寒性 強い 耐暑性 強い(夏期は休眠)
特性・用途 耐寒性が強い,初心者でも育てやすい



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