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ほんのりとピンクがかった花が早春の雰囲気にぴったりなヒメコブシ(高尾の花29)

2020年04月22日 08時14分32秒 | 

白く長い花弁が神社で使う四手に似ているのでシデコブシとも呼ばれる「ヒメコブシ」。ほんのりとピンクがかった花が早春の雰囲気にぴったり。

(2020-03 南高尾) 

「ヒメコブシ」

別名は「シデコブシ」!ヒメコブシの特徴とは
栽培方法を知るまえにまずは、ヒメコブシの特徴をおさえておきましょう。ヒメコブシは、モクレン科の落葉高木です。コブシ属に分類されますが、一般的なコブシが10メートルにまで成長するのに対して、ヒメコブシは3メートル程度で樹高を維持します。

別名は「シデコブシ」!ヒメコブシの特徴とは
この樹高が低いという特徴によって、ヒメコブシは他のコブシ属の品種より、手軽に育てられるともいえるでしょう。また、ヒメコブシには「シデコブシ」という別名があります。これは、ヒメコブシの花が、神事などに用いられる四手と似ていることが由来です。

白く細長い四手に似たヒメコブシの花は、3月~4月の暖かくなってきたころに開花期を迎えるでしょう。その花は、白とピンクのグラデーションと拳のようなボリュームのある形が特徴的で、春の訪れを知らせてくれるような柔らかな印象を与えます。また、開花期が終わるとエンドウマメに似た長細い形の房をみのらせることも特徴のひとつです。

房は徐々に赤く染まっていき、十分に熟れると中から赤い果実があらわれるでしょう。赤い実は、姿をあらわしてからしばらくの間房からぶら下がっていますが、時間がたつと地面に落ちます。その果実の形状から、コブシの名前の由来は花であるという説のほかに、果実であるという説もあります。



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